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Q0138.コーチングの具体的活用方法について教えてください。

従業員11名で食品卸売業を営んでおります。競争環境が厳しく食品卸売業の売上が低迷してきている中、従業員のモチベーションも低迷してきていると感じています。そこで、最近話題となっているコーチングを活用して従業員のモチベーション向上を図りたいと考えておりますが、コーチングの具体的活用方法をアドバイスいただけないでしょうか。

コーチングを活用して従業員のモチベーションを高めるためには、「従業員の話を100%聴く」、「命令・指導ではなく、質問をする」、「成功体験をイメージさせる」の3点に留意して、従業員に接することが重要です。


Q01382016年3月 3日

テーマ:教育・能力アップ

コーチングとは、相手が元々もっている優れた能力を引き出し、自発的に行動することを促していくことです。これまで多くの企業で行われてきた、厳しく指導するというやり方とは対照的な考え方で、相手の可能性を引き出し、自分で考えて行動することをサポートすることです。具体的活用方法及び留意点は、以下のとおりです。

【従業員の話を聴くこと】

単なる「聞く」ではなく、心を傾けて「聴く」ということが重要です。コーチングでは、相手の話を100%受け入れることから始まります。相手が話している最中にあなたはこんなことを考えていませんか。「この話で正しいのは何?誰?」、「私の意見は…だ」、「結論は何?」、「私にとって、損?得?」などです。これでは相手の話を100%理解することはできません。まずは、従業員の話をとことん「聴いて」みましょう。

従業員が納得するまで話を聴いてあげることも大切です。人は、相手が自分に反対する、自分を否定すると思ったとたんに、本音では話せなくなります。従業員に本音で、モチベーションが低下している理由を聞いてみましょう。案外、経営者が思っている理由とはまったく違うところに原因があるのかもしれません。

【質問をすること】

次にコーチングをしていくうえで重要なのが「質問」です。質問を投げかけられると、質問を受けた人は否が応でも、その質問に沿って考えさせられます。目には見えませんが、「質問」というのはとても大きな力をもちます。コーチングでは、この「質問」のパワーを活用して、相手が自分で答えを見つけることをサポートしていきます。

あなたは「目標意識をもっと高くもて!」などと、従業員に対して命令してはいないでしょうか。従業員によっては、逆に反抗心を煽ってしまい、モチベーションが低下してしまうことも多くあります。コーチングでは質問をうまく活用しながらモチベーションを高めるサポートをしていきます。

「目標意識をもっと高くもて!」ではなくて「君が目指している目標は何だ?」と問いかけます。このような質問を投げかけることで、自分自身で目標としていることが何かを考え始めます。さらに、「その目標を達成したらどうなるか?」という質問を投げかけることで、さらに目標についての考えを掘り下げていきます。このように、自分自身で目標について考え始めることで、目標がより明確化されます。

【成功体験をイメージさせること】

モチベーションを高めるためには、明確な目標のイメージをもつ必要があります。まずは、部下に何かよいイメージを思い描いてもらいましょう。それは過去の成功体験や感動体験などなんでも構いません。小さな体験でも構いません。とにかく、少しでもイメージを思い出せば、そこからイメージの連鎖反応が起きてきます。従業員のモチベーションが低いと嘆く前に、まずは従業員のよいイメージを引き出していきましょう。

「従業員の話を100%聴く」、「命令・指導ではなく、質問をする」、「成功体験をイメージさせる」の3点に留意して従業員のモチベーションを高めていきましょう。

回答者中小企業診断士 渋谷 雄大

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