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Q0122.どうすれば会社に必要な経営幹部となる人材を採用できますか?
中小機械メーカーの社長をしています。経営幹部として活躍してくれる社員が欲しいのですが、採用しても優秀な社員に限ってすぐに辞めてしまいます。どうしたら、長期に在籍してくれる経営幹部を採用することができるのでしょうか。

採用時に企業の姿勢や実際の業務内容などの理解を十分得ることが必要です。まず、採用する側が採用の目的や求める人物像を明確にするとともに、社長の思いや企業の理念の共有を目指しましょう。

Q01222016年3月 7日

テーマ:採用・雇用

経営幹部に限らず、社員がすぐに辞めてしまうのは、採用をする際の募集要項や面接での話の内容と、実際の業務や会社の雰囲気などの間にギャップが生じていることが原因と考えられます。そのため、採用時に企業の姿勢や実際の業務内容などの理解を十分得ることが必要です。

【どのような人材像が必要なのかを明らかにする】

まず、経営者自身が中長期的な視点に立ち、将来的にどのような組織形態や人員配置を目指すべきなのかを明らかにする必要があります。そして、何年後までに何人の経営幹部が必要で、それぞれどのように役割を果たすべきなのかを思い描いてみてください。「忙しいから経営幹部が欲しい」と考えるだけではなく、「どのような能力や経験をもつ人材に、どのような権限や責任をもって活躍して欲しい」など具体的な人物像を明確にして採用活動に臨まれるとよいでしょう。

また、創業社長である場合に多く見られるケースですが、自分では分かっているつもりでも、案外新しい経営幹部へ権限や責任を委譲しきれていないことがあります。権限を任せられずにいつまでも社長がすべての意思決定を行っていると、経営幹部として入社した方は疑問を抱くに違いありません。経営幹部への権限委譲がどのような状況であったか、ぜひ一度振り返ってみてください。

採用の手段としては、通常の募集広告を利用するもののほか、スカウトや人材紹介を利用することなどが考えられます。しかし、いかなる手段をとるにしても、採用する側が採用の目的や求める人物像を明確にしておく必要があります。そして、何度も面接や現場見学などを重ねることで、会社の姿勢を十分に理解してもらうことが必要となります。

【社長の思いや企業の理念の共有を目指す】

大企業と比べ、中小企業は待遇や報酬などの面でかなわないかもしれません。しかし、社長のもつ経営理念やビジョン、経営に対する熱い想いは、人を動かす原動力となります。そして、「この社長のためなら」、「一緒に夢を実現したい」と思うことができれば、その経営幹部は、社長の想いを現場に伝える役割を、自ら果たしてくれるでしょう。

そのためには、社長の熱い想いや社会貢献に対する姿勢などを、社長自らの言葉で伝え、採用者に共感してもらう、言い換えれば共感してもらえる人のみを採用することにより、待遇や報酬などとは比較にならない強い絆を築くことができるはずです。

【採用者(経営幹部)の将来像を描かせる】

経営幹部として採用された人にとって、将来どのようなポジションで、どのように成長していくのかは重要な要素です。そして、会社が求める将来像と経営幹部のもつ将来像が一致していれば、双方の利害関係も一致し、双方の成長を同時に目指すことが可能となります。

その将来像を実現するために、一致した将来像に合わせた配置や人事異動を検討したり、能力開発を支援したりするとよいでしょう。これらは、経営幹部に対するものだけでなく、ほかの従業員に対しても同じことが言えます。従業員自身が描いている将来像と会社の求める将来像をすり合わせ、それぞれの将来像に合わせた配置や能力開発を行うことにより、従業員の満足度やモチベーションを高めることが可能となります。さらに、現在の従業員の中から、将来的には経営幹部として活躍できる可能性をもつ人材を発掘し、育成することも可能となるかもしれません。

最後に、採用を成功させ、経営幹部を活躍させるためには、ほかの従業員の理解を得ることも重要となります。採用の目的や会社が目指す姿などをほかの従業員にも十分に説明し、理解を求めるとよいでしょう。

回答者中小企業診断士 安田 裕美

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