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Q0076.後継者を育成するには、どのような取り組みをすればよいのでしょうか?
中小企業の経営者です。近い将来、息子に会社を承継しようと考えていますが、事業承継を円滑に行うためには、後継者教育をどのように行えばよいでしょうか。

後継者を社内の業務に従事させながら行う社内教育と他社での勤務や外部セミナー参加などの社外教育をうまく組み合わせ、後継者に必要な知識や能力を身に付ける機会を与えてください。

Q00762016年2月25日

テーマ:事業承継・再生・廃業

後継者候補が決まり、近い将来事業承継を行う予定であれば、その時期に合わせて、後継者教育を計画的に行っていくべきです。後継者に必要な知識や能力はどのようなものかを考え、それを身につける機会を与えると良いでしょう。

後継者教育には、社内で行う教育と社外で行う教育があります。

【社内での後継者教育】

社内での後継者教育とは、後継者を社内の業務に従事させながら、職場で仕事を通して教育を行う方法です。

(1)要部門のローテーション

営業部門、財務、労務などの管理部門を中心に主要部門でローテーションを行って、後継者に各種業務の経験を積ませながら、事業に関する専門的知識を身に付け、社内の業務プロセスを理解するように教育します。

(2)経営幹部としての参画

後継者を経営幹部として経営に参画させ、経営上の意思決定や対外的な交渉などを任せることにより、責任感、使命感を身に付けさせ、社内でリーダーシップが発揮できるように教育します。

(3)経営者による直接指導・引継ぎ

経営の引継ぎ期間を設け、経営者としての心構え、自社の経営理念、経営ノウハウなどを現経営者から後継者へ直接指導という形で伝授します。同時に、自社の経営状況や今後の事業計画、業界動向、市場動向などの重要な経営情報も説明を加えながら引継ぐ必要があります。

社内での教育は、上記1から3の順に段階的に行うのが効果的ですが、承継までの時間や後継者のこれまでの経験を踏まえて、状況に応じたやり方で進めるとよいでしょう。

【社外での後継者教育】

社外での後継者教育としては、他社での勤務や外部機関のセミナー受講といった方法があります。

(1)他社勤務の経験

後継者に他社での勤務を経験させることにより、自社にはない経営手法を身に付けるとともに、新たな人脈を形成することが期待できます。

(2)社外セミナーへの参加

後継者を社外の経営セミナーに参加させることにより、経営に必要な一般的知識や能力を比較的短期間で効率よく修得させることが可能です。社外セミナーの受講は、社内での後継者教育と並行して行えるので、セミナーで得た知識を職場で活用することにより、教育の効果を高めることもできます。
 社外セミナーとしては、民間の専門機関や金融機関のほか、中小企業大学校、全国の商工会議所・商工会などが開催するセミナーもあります。

図1 後継者教育の例

図1 後継者教育の例

以上の教育をうまく組み合わせ、円滑な事業承継を目指してください。

回答者中小企業診断士 岡田 弘

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