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Q0067.小さい店でもチャレンジできる新事業のやり方を教えてください。
不景気でものが売れず、小さな規模で商売しているために、大したこともできない状況です。何とか、マンネリ化を打破したいと思っています。どんなことに、どうチャレンジしたらよいのか教えてください。

御社の現状分析からはじめて御社の強みや弱み、外部環境を把握します。そして、ターゲットをどこにおくか、ターゲットを決めたらどのようにアプローチするのかを具体的に計画していくことが必要です。そのためには、外部専門家の支援を得るのも一つの手段です。

Q00672016年2月25日

テーマ:事業拡大・多角化

最近、新しい取り組みにチャレンジする経営者が増えています。この場合、まずターゲットを想定することからスタートします。そのニーズにあった提供商品、提供方法を検討する必要があります。そこで、ある玩具店におけるアドバイス事例を見てみます。

【玩具店のアドバイス事例】

相談者の話によりますと、少子化で子どもが減っているし、価格破壊で利益が確保できないと、数年前までは悲観的でした。そこで細々とですが、ゼンマイ式自動車の玩具を扱ってみますと、思ったよりもよく売れました。

また、店売りだけでは限界もありますので、イベント会場への出張販売も行いましたが、これも比較的順調にきています。いずれも、苦肉の策から取り組んだものですが、少し手応えを感じ、もっと拡大したいとの考えで、相談者が支援センターに来訪したわけです。

玩具と言えば、通常は子ども向けと考えがちですが、ゼンマイ式自動車は若者などのマニアから、価格が手頃(840円)なので孫のおみやげ用にと、年配者まで買っていきます。オリジナル商品であれば、企業の販売促進の商品にも利用できます。また、世界に一つしかないものなので、インターネットのルートで売れるかもしれません。

相談は、こうしてターゲットの想定からスタートしました。イベント販売でも、店にあるものを見繕って、販売しました。イベント会場に来場される方の層に合ったものを品揃えします。着衣も垢抜けたユニフォームで統一し、実演販売も行った方がよいでしょう。こうした提案を着実に受け入れて取り組んだ結果、思いのほか、販売が伸びました。

【アドバイスのその後】

アドバイスはこの後、商品構成の見直し、3年間の売り上げ計画のとりまとめと、計画達成のための手段・手順を検討して整理しました。この取り組みは、中小企業新事業活動促進法による経営革新計画の承認対象となるかもしれません。相談者も、ぜひチャレンジしたいと言いました。

どのような商店にも、必ず強みがあります。相談者の商店の場合、人が集まるイベント会場に人脈がありました。新しい玩具業界の情報を教えてくれる仲間もいました。こうした経営資源を掘り起こせば、どのような店でも必ず、何かができます。このように構想を広げ、できる、できないかを判断し、実行可能な3カ年の経営革新計画をとりまとめることで、県知事からの承認をとりました。

アイデアが計画になり、それまで相談者にとっては漠然としていた構想ですが、計画策定に発展しました。小さなチャレンジかもしれませんが、70歳代の相談者はいま、毎日の商売が楽しいと、目標達成に夢中になっています。

【外部専門家の支援を得ましょう】

上記は、あくまで一例ですが、小規模事業者においてもチャレンジできる新事業はあります。そのためには、御社の現状分析からはじめて御社の強みや弱み、外部環境を把握します。そして、ターゲットをどこにおくか、ターゲットを決めたらどのようにアプローチをするのかを具体的に計画していくことが必要です。

図1 環境分析

図1 環境分析

その場合、御社だけで考えるのではなく、中小企業診断士などの外部専門家の支援を受けるとよいでしょう。中小企業基盤整備機構や都道府県等中小企業支援センター、地域中小企業支援センターにおいて、無料相談や格安での専門家派遣などを行っていますので、ぜひ活用されてはいかがでしょうか。

回答者中小企業政策研究会

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