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Q0057.事業を縮小して、効率的経営を進めるポイントを教えてください。

これまで拡大路線で経営を行ってきましたが、不採算部門が経営の足かせになっているので、事業を縮小して効率的経営を目指したいと思います。事業を縮小して、効率的経営を進めるポイントについて教えてください。

第1に、御社の強み(コア・コンピタンス)が何かをしっかりと認識してください。そのうえで、コア・コンピタンスに磨きをかけるための経営計画を立てます。効率的経営を進めるためには、経営資源を集中させ、ビジョンをもって事業縮小を図る必要があります。


Q00572016年2月23日

テーマ:経営ビジョン・相談

グローバル化や情報通信技術の発達、普及にともなって、競争は世界的な規模になってきています。このような流れの中にあって、企業にはその企業独自の強み(コア・コンピタンス)が何なのかが問われるようになってきています。従来は、事業規模が大きいほどよいとされてきたことや、事業の範囲(素材製造、製品製造、流通など)が大きいほどよいとされてきたことが、このグローバル化の中では通用しなくなってきているのが現状です。

事業を縮小し、効率的経営を進めるためには、このコア・コンピタンスの認識をしっかりともつことが、まず必要です。これは、一朝一夕には得られないもので、永続的に取り組む必要があります。この進め方を簡単に示しますと、次のとおりです。

企業のメンバーが協力しあって、コア・コンピタンスを磨いていくための仕組みをつくります。社長から一般社員、営業から製造まで、できることなら納入業者や顧客、第三者的な立場で意見を述べられる人に至るまで、さまざまな人を集めて、ワークショップ(6~10人単位)を開き、次のことを検討します。

  • いままでの強みは何であったか
  • 将来においても有効であり続けるであろう強みは何か
  • 効力を失うであろう強みは何か
  • どの方向に強みを伸ばしていくべきか、そのためにはいま何をなすべきか

上記を、何度も何度も繰り返して、コア・コンピタンスに磨きをかけていきます。コア・コンピタンスについては上記のとおりですが、コア・コンピタンスがある程度見えてきたら、経営ビジョンの策定に入っていきます。つまり、コア・コンピタンスを維持・発展させていくことに少ない経営資源を集中させるのです。さらに、経営計画策定にあたっては、ビジョンを再構築していく必要があります。ビジョンは絵に描いた餅のようなものではだめで、一般的には、次のような特徴を備えているものがよいとされています。

  • 目に見えやすい
  • 実現が待望される
  • 実現可能である
  • 方向を示す
  • 柔軟である
  • コミュニケートしやすい

この経営ビジョンの策定の後、経営革新のための変革プロセスの設計と実施に移っていきます。

図1 効率的経営の進め方

図1 効率的経営の進め方

世間で「ビジョンがない」という言葉をよく聞きますが、ビジョンがないままリストラを行っても、うまくいきません。進める経営革新が、従業員の目に、単なる人減らしに写ってしまえば、モラルにも悪影響を与えてしまいます。こうした経営革新は、トップ自らが主導して行うことが肝心です。また、中小企業診断士などの外部専門家の知見を借りて、ビジョンの再構築を図ることも有効な手段となるでしょう。まずは下記関連情報のURLを参照して、専門家の無料経営相談や専門家派遣制度を活用されてはいかがでしょうか。

回答者中小企業政策研究会

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