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Q0053.創業間もないのですが、会社の体制が整わずに困っています。どうしたらよいですか?
当社は創業後、間もないのですが、会社の体制が整わずに困っています。どうしたらよいですか?

「経営ビジョン」で企業として進むべき方向性を、「経営計画」で具体的な行動を明らかにし、それらを実現するために必要な組織を設計していきます。ぜひ、意識的に時間を割き、スタッフともアイデアを集結して、企業としての形づくりを目指してみてください。

Q00532016年2月25日

テーマ:経営ビジョン・相談

収入を得るために、日々の営業活動に時間をとられるのも分かりますが、意識的に経営者として必要不可欠な仕事に時間を割かなければ、会社としての体制をつくることは難しいでしょう。「いつかできるはず」とか、「時間が空いたらやろう」ではなく、具体的な計画を立てそれを実行するためにリーダーシップを発揮することが必要です。

【経営ビジョンを形にし、スタッフと共有する】

まず、経営者の「夢」の部分を形にし、しっかりとスタッフに伝えましょう。もしかすると、経営者自身も漠然と考えていたり、形になっていなかったりするかもしれません。そのままの状態で、スタッフそれぞれが事業活動を行っていては、収入を得ることだけが目的になったり、スタッフによって仕事への取り組み姿勢がばらばらになってしまったりするなど、問題が生じてしまいます。そのような状況では、企業の一体感が生まれないだけではなく、会社に対する対外的な信頼を獲得することもできません。経営者が何を目的として会社を興したのか、事業を通して何を実現したいのか、スタッフに明確に伝えることが必要となります。

「経営ビジョン」とは企業の方向性を指し示すものです。その羅針盤となる「経営ビジョン」をスタッフ全員と共有し、企業としての一体感を高め、企業の成長のための原動力としましょう。

【経営計画を策定する】

ただし、この経営ビジョンを伝えるだけでは、絵に描いた餅になってしまう可能性があります。経営ビジョンを実現するために、いつまでに、何を、誰が、どのように実行するのかを明確にすることが、この「経営計画」策定の意義となります。そして、この経営計画では、企業の経営目標に基づき、具体的な行動を明らかにしていきます。

経営計画は、企業の成長のためのマイルストーンの役割を果たします。経営計画の対象期間が終了したとき、進捗状況を確認し、生じた問題や環境変化への対策を次の経営計画に反映させます。計画・実行・検証・改善行動のPDCAサイクルを回していくことが、経営の基本と言われていますが、経営計画を作成しなければ、実際の事業活動での成果をはかることも、経営上の問題点を把握することも困難になってしまうのです。

【経営ビジョンや経営計画を実現するために必要な組織を設計する】

次に、経営ビジョンや経営計画を実現するためには、どうすればよいかを考えていきます。ここで必要なのは、企業のあるべき姿を経営者みずからが思い描き、その組織の形や人材配置を設計することです。それぞれのスタッフがどのような役割を果たすべきなのか、そしてどのように成長させていくべきなのかを、経営者は考えなければなりません。

組織の形態には、こうあるべきという唯一の形はありません。ムダや重複、業務上の不都合などが生じないように、目指す組織の形態やスタッフへの役割分担を検討するとよいでしょう。このとき、経営者が一方的に決定するのではなく、スタッフも踏まえて検討したり、不都合が生じた場合には、柔軟に対応したりすることが求められます。そして、スタッフの能力や意欲に合わせて積極的に仕事を任せ、スタッフの育成に努めることが必要となります。

図1 体制整備の手順

図1 体制整備の手順

創業時であるからこそ、経営者が果たさなければならない役割は多岐に渡ります。ぜひ意識的に時間を割き、スタッフともアイデアを集結して、企業としての形づくりを目指してみてください。

回答者中小企業診断士 安田 裕美

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