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Q0013.ISO14001について教えてください。
主要顧客から再三ISO14001を取得するよう打診されています。ISO14001について詳しく教えてください。

ISO14001は、環境マネジメントに対する国際的な認証です。ISO14001のもと、組織や企業は、継続的に環境への負荷を低減させる仕組みを構築する必要があります。企業イメージのアップなどメリットがある反面、金銭的コストがかかるなど、デメリットもあります。

Q00132016年2月24日

テーマ:企業統制・リスク管理

ISO14001とは、製品の製造やサービスの提供など、自社の活動による環境への負荷を最小限にするように定めた仕様書です。ISO14001を取得した組織や企業は、地球環境へ配慮した組織/企業活動を行っていると国際的に認められることになります。ISO14001適合組織数は、2015年12月25日現在で19,656件(公益財団法人日本適合性認定協会発表)に達しており、ISO9001(品質マネジメント)と同様に、製造業を中心に幅広い業種に浸透しています。

ISO14001では、まず、組織や企業が自社で環境方針と目的を定め、EMS(Environmental Management System:環境マネジメントシステム)という仕組みを構築する必要があります。EMSのもと、一時的にゴミの量を減らすのではなく、環境への負荷を低減させるよう、組織/企業の体制を「継続的」に改善することが求められています。

EMSは、環境マネジメントのPlan(計画)・Do(実施・運用)・Check(点検)・Action(改善)という継続的なPDCAサイクルが基本となります。

図1 環境マネジメントのPDCAサイクル

図1 環境マネジメントのPDCAサイクル

第三者である審査登録機関の認証により、最終的なISO14001の取得となります。ISO14001におけるEMSの構築は全社あげてのことになりますので、経営陣のリーダーシップが必要です。また、ほとんどの中小企業の場合、ISO14001取得にはコンサルタントの協力が必要となるでしょう。コンサルティングに関わるコストだけで判断するのではなく、同業種での実績や、提案するEMSの合理性(無理なく運用できるか)などを踏まえ、慎重にコンサルタントを選定していきましょう。

ISO14001取得のメリットはさまざまです。廃棄物の管理コストの低減、水道・電気などエネルギー消費の節約、マネジメントの強化をはじめ、環境への感心が高まる現在では、企業イメージの向上にもつながります。大手メーカーでは環境への配慮を強めているので、信頼あるサプライヤーとして認められ、新たな販路の拡大の可能性もあるかもしれません。

しかし、デメリットもあります。ISO14001は、あくまでも環境マネジメントの認証なので、売上に直結するわけではありません。また、審査やコンサルティングに関わる費用負担、計画実施に関わる社内での業務の負担(文書の管理など)もあります。

ISO14001は、環境という社会的な側面が強い認証ですので、費用対効果を簡単に測定できるものではありません。上記のメリット・デメリットを参考に、導入の是非を検討してみてください。

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