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情報システムの活用

Q415.社内ネットワークを構築したいのですがどうすればよいですか?
社内で活用しているパソコンを、ネットワークで接続したいと思います。安価に効果的に構築するには、具体的にどうすればよいでしょうか?

A.近年のインターネットの普及に伴い、インターネットの技術を基盤とすることで、安価かつ手軽に社内ネットワークを構築しやすくなっています。社内ネットワークの構築は、まずは安価なもので構いませんので、第一歩を踏み出してみましょう。

近年、情報化の進展に伴い、中小企業においてもパソコンを社内のネットワークで接続することが一般化しつつあります。さらに、そのための機器なども求めやすい価格になり、パソコンも標準で対応しているなど、ネットワークで接続しやすい状況が整ってきています。

【社内ネットワークとは】

社内のパソコンをネットワークで接続する場合、その社内のネットワークのことを社内ネットワークやLAN(Local Area Network:構内通信網、会社内のコンピュータ接続のための配線)などと呼びます。近年のインターネットの普及に伴い、インターネットの技術を基盤とすることで、安価かつ手軽に社内ネットワークを構築することができるようになりました。

【社内ネットワークの規格】

社内ネットワークの構築の際に、まずはネットワークの規格などを検討します。

(1)イーサネット(Ethernet)

社内ネットワークは、パソコンやネットワーク機器を、LANケーブルで接続することで構築します。この際に、接続形態や通信制御方式などを統一しておく必要があります。

現在手軽に利用でき、主流なものは表1のとおりです。

表1 現在主流のネットワークの形態
項目 方式
接続形態 スター型LAN
通信制御方式 イーサネット(Ethernet) 10BASE-T や 100BASE-TX など

※ポイント
 現在もっとも普及しているのは、ほとんどこの規格のものですので、あまり気にする必要はありません。

(2)有線と無線

社内ネットワークの種類として、ケーブルを引き回す有線LAN以外に、電波を利用する無線LANなどもあります。無線LANはケーブルがないため、自由に移動できるなど利便性が高い反面、設定をきちんとしないとセキュリティ的に問題になる可能性があるため、まずは有線LANを構築してから検討してもよいでしょう。

【社内ネットワーク構成】

社内ネットワークの構築は、ある程度の規模までの中小企業であれば、図1のような構成が一般的なものとなります。

図1 社内のネットワーク構成
図1 社内のネットワーク構成

(1)WAN(Wide Area Network:広域通信網)

地理的に離れた場所にあるコンピュータを接続したネットワークのことを指しますが、一般的にはインターネットのことと考えてよいでしょう。

(2)LAN(Local Area Network:構内通信網)

同一の建物内など、物理的に近い場所にあるコンピュータを接続したネットワークのことです。

(3)DMZ(DeMilitarized Zone:非武装地帯)

WANとLANのそれぞれから隔離されたネットワークのことです。一般的にWebサーバーなど、外部に公開するサーバー(さまざまな機能などを提供する側のコンピュータ)を設置します。

(4)インターネット

世界中のコンピュータを相互接続した世界規模のネットワークです。ホームページ(Webサイト)や電子メールなどが利用できます。

(5)ルーター(ファイアウォール)

ネットワーク間のデータをやり取りする機器です。近年では、外部からの侵入を阻止する仕組み(ファイアウォール機能)を備えたものが一般的です。

(6)基幹スイッチ(ハブ)

各パソコンを社内ネットワークに接続するための機器です。とくに中心になるものを、基幹スイッチなどと呼びます。

(7)部門スイッチ(ハブ)

各パソコンを社内ネットワークに接続するための機器です。パソコンにより近い部分のものを部門スイッチなどと呼びます。

(8)LANケーブル

パソコンやサーバー、各ネットワーク機器を接続するケーブルです。電話線のように、簡単に着脱しやすいものが主流です。

(9)サーバー(社外公開用)

社外に情報を公開するためのサーバーなどのことです。

(10)サーバー(社内共有用)

社内でファイルを共有するためのサーバーなどのことです。

(11)パソコン

各ユーザが使用するパソコンのことです。近年では、基本的にLAN接続口が備えられていますので、ケーブルを差し込むだけで接続可能です。

※ポイント
 これらのネットワーク構成は、原理・原則にのっとれば、ある程度自由に設計できます。

【留意点】

(1)トラフィック(情報量)

近年、ブロードバンド化やマルチメディア化の進展に伴い、ネットワークに流れる情報量が増加傾向にあります。情報量の増加具合によっては、ネットワーク構成を再設計する必要が発生します。

(2)セキュリティ

近年、社会的にもセキュリティに対して関心が高くなってきています。ファイアウォールなどは必ず備えて、外部からの不正侵入に備えたほうが好ましいでしょう。また各パソコンやサーバーなどは、必ずパスワードをかけるなどして、情報漏洩に備えた方がよりよいと言えます。

社内ネットワークの構築は、まずは安価なもので第一歩を踏み出し、その利便性を確認することから始めるとよいでしょう。

関連情報
<LANの情報セキュリティ対策>(J-Net21:中小企業のための情報セキュリティQ&A)
http://j-net21.smrj.go.jp/well/security/q0103.html
<企業内ネットワークの情報セキュリティ対策>(J-Net21:中小企業のための情報セキュリティQ&A)
http://j-net21.smrj.go.jp/well/security/q0104.html
回答者
中小企業診断士 桑原 泰生

2016年2月19日更新

情報システムの活用


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