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人事制度と労務管理
- Q192.働くママへの支援策にはどのようなものがありますか?
- 現在、2才児の息子の育児と家事に専念している主婦です。出産を機に退職しましたが、そろそろ再度仕事をしたいと考えています。しかし、育児をしながらの再就職に自信がもてません。仕事と育児の両立を支援するサービスについて教えてください。
A.人口減少社会の流れの中で、働くママへの支援も充実してきています。マザーズハローワークや保育所、保育ママ、病後児保育、ファミリーサポートセンターなどの育児サービスをうまく組み合わせて、利用していきましょう。
少子高齢社会を迎え、人口が減少していく中、国の雇用政策においても労働力の量的確保と質的向上を目的としたさまざまな施策が講じられています。
労働力の量的確保として、若年者、高齢者、女性と誰もがその能力を発揮できる働き方を実現し、全員参加型社会の実現をめざしています。これまでは、一度労働市場から離れてしまうと復帰することが難しかった方たちも、再度働く場を確保することが容易となる環境が整備されつつあります。
このような流れの中、働くママへの支援策もいろいろと充実してきています。まず、働くママとなる場合には、(1)仕事を探す、(2)子供を預けるという2点を具体的に考えなければなりません。
この2点についての公的なサービスについて説明します。
【仕事を探す】
ハローワークが一番身近です。都道府県によっては、マザーズハローワークを利用することもできます。マザーズハローワークでは、残業のない求人や育児休業取得実績のある企業の求人情報の検索ができ、個別の就職相談、子育て中の就職活動に役立つセミナーなどを行っています。また、地域によっては、子育て期にあるママが起業し、一定の要件を満たしたときには、起業に要した費用の一部を助成する制度もあります。法人を設立し、人を雇用する計画があるのであれば、検討してみるとよいでしょう。
【子どもを預ける】
以下のようなサービスがあります。
(1)認可保育所
施設の広さ、保育士の数、給食設備などの一定基準をクリアして認可された保育所です。地方自治体が運営している公立の保育所と、社会福祉法人などが運営する私立の保育所があり、申込み窓口は市区町村となっています。延長保育、夜間保育、休日保育、病後児保育などのサービスもありますが、実施している内容は保育所により異なります。
(2)保育ママ
一部の市町村で行っています。保護者が就労などのため、お子さんを保育できないとき、保護者に代わって保育ママの自宅の一部を育児室として保育を行います。
(3)幼稚園の預かり保育
正規の保育時間が終わった後も延長して、保育する幼稚園も増えてきています。延長保育時間にピアノ教室や英語教室などを導入しているところや、自由遊びですごさせるところなど、その運営方法もまちまちです。
ほかにも、認可外の保育サービスやベビーシッター、病気回復時期の子供を預かる病後児保育施設や育児援助を受けたい人と援助を行いたい人が会員となり、相互援助を行う仕組みであるファミリーサポートセンターなどもありますので、いざというときのことを考慮し、お近くの施設を探しておくことも必要でしょう。
このような、さまざまなサービスを組み合わせ、ご自身のライフスタイルに合った仕事と子育てを実現していきましょう。
- 関連情報
- <マザーズハローワーク・マザーズサロン> (厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/kyujin/mother.html - <フレーフレーネット> ((財)21世紀職業財団)
http://www.2020net.jp/ - <i−子育てネット> ((財)こども未来財団)
http://www.i-kosodate.net/index.html - 回答者
- 社会保険労務士・中小企業診断士 大塚 昌子
2007年8月31日更新
人事制度と労務管理
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