
![]() 中央通り連合会(写真はクリスロード商店街) |
歴史ある生い立ちJR仙台駅を囲むペデストリアンデッキから伸びるアーケード街。駅周辺は、複合ビルから成る仙台駅前商店街と、駅前から東西に伸びる3商店街の中央通り連合会、その西端から南北に広がる3商店街、東一番町連合会の計7商店街が集約している。 中央通り連合会は、駅前から「ハピナ名掛丁商店街」、「クリスロード商店街」、「マーブルロードおおまち商店街」の3商店街が、約700メートルのアーケード商店街を形成。駅前より伸びる商店街は、人通りも多く空き店舗もほとんどない。 これら商店街の歴史は古く、藩政時代より町人や武士、商人らによって構成され、食料品や織物、小間物などを扱う店舗が軒を連ねた。現在も藩政時代から続く老舗が見られる。 季節のイベントでにぎわい作り![]() 仙台名物、七夕まつり。各商店が趣向を凝らした笹飾りを披露する 仙台の代表的行事、七夕まつりの始まりは1952年にさかのぼる。仙台七夕まつり協賛会を立ち上げ、七夕飾りのコンテストがスタート。現在は、仙台商工会議所、仙台市、各商店街が共同で運営を行っており、開催期間の3日間に約200万人の見物客が訪れるという、東北の夏祭りの代表的存在となった。 正月に開催される初売りも、商店街のメインイベントのひとつ。歴史は古く、藩政時代から伝統行事として行われてきた。仙台商人は初売りを仕事始めの吉日とし、各商店は甘酒やしるこを振る舞い、太鼓の演奏や福袋など趣向を凝らしたサービスを提供。「仙台初売り」は全国的に有名になった。 ほかにも、不動尊の祭りなど歴史ある行事から、ハロウィーンパレード、お笑いコンテストなど新規のイベントに、各商店街が力を入れている。 東西、南北に伸びる広いアーケード街![]() 三瀧山不動院大祭。威勢の良い御輿が商店街を練り歩く 駅前から東西方向に3つ、さらに南北方向に3つのアーケード商店街を有する仙台市中心街。初めてのアーケードは、1954年に南北に伸びる東一番町連合会に登場した。物資の乏しい時代だったため、アルミ作りの質素なものだった。本格的なアーケードが採用されたのは1963年。現在のクリスロード商店街が、国の支援でアーケードを建設し、名掛丁、おおまち商店街もこれに続きアーケードを完成させた。 同じ時期に、商店街に隣接する百貨店が売り場面積を拡張したこともあり、人通りは増加し、車の乗り入れを禁止し歩行者天国となった。各商店街とも、舗装やアーケードの改装に取り組み、商店街施設の整備は進んだ。クリスロード商店街は、1992年にアーケードを改修、御影石を敷き植裁を施し、都市景観大賞を受賞。また、マーブルロードおおまち商店街では、パイプオルガンやステンドグラスを設置し、音や光の演出によって集客を図った。 「空間の整備と、新旧のイベントに力を入れることで、にぎわい作りへの成果があったと実感している」と話すのは、中央通り連合会会長でクリスロード商店街振興組合の鈴木泰爾理事長。整備された広い空間で数々のイベントを開催し、多くの客を動員するのに成功している。 宮城県仙台市 中央通り連合会の概要
|