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にぎわい商店街

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さまざまな文化融合
麻布十番商店街[東京都港区]

麻布十番商店街

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文化が融合し魅力アップ

東京都港区の麻布十番商店街は江戸時代から続く歴史ある商店街。「ほほえみの街」をコンセプトに街づくりを推進している。江戸時代には大名屋敷や武家屋敷の下町として栄えた街は現在、高級住宅や外国公館、外資企業の社宅などが集まる国際色豊かな街に変ぼうを遂げた。1998年(平成10年)に営団地下鉄(現東京メトロ)南北線、都営地下鉄大江戸線が乗り入れたのに加え、03年には近接地域に六本木ヒルズがオープン。江戸下町文化と国際文化、新規参入の最先端の文化が融合し、より魅力的な町に発展している。

60万人参加の「納涼祭り」

期間中60万人が訪れる納涼祭り

期間中60万人が訪れる納涼祭り

麻布十番商店街は毎月のようにイベントを行い地域を盛り上げている。特に毎年8月末の週末に行われる「納涼祭り」は、同商店街最大のイベント。500店以上の夜店が立ち並び、期間中60万人が訪れる。近隣にある各国大使館の協賛で開かれる国際バザールは、30年以上前から行われている人気の企画だ。麻布十番商店街振興組合の渡辺直芳副理事長は「一商店街の催し物としては全国最大規模」と胸を張る。

納涼祭りは商店街振興組合が手作りで運営している。活動資金も各店舗や近隣企業、住民の寄付で成り立つ。「代理店やスポンサーが入ってないので消防や警察、周囲の企業が快く協力してくれる」(同)。祭りには組合に加入していないと出店できない。各店舗が協力しあって、商店街を活性化させようという努力が続けられている。

広報誌を2万8,000部発行

童謡「赤い靴」のモデルとなった女の子・きみちゃん。現在の十番稲荷神社のある場所で9年間の生涯を閉じた。

童謡「赤い靴」のモデルとなった女の子・きみちゃん。現在の十番稲荷神社のある場所で9年間の生涯を閉じた。

地域住人に対する商店街のPRも熱心だ。組合の広報部は新装開店情報や著名人へのインタビューコーナーなどがある広報誌「十番だより」を月刊で発行している。新聞折り込みに約1万2,000部、各店舗に約1万6,000部。固定読者も多く、発行回数は620号を超えた。今後は「フリーペーパーのように駅にも設置して、より多くの人に読んでもらえるようにしたい」(同)と思いを語る。

六本木ヒルズのオープンも商店街に好影響を与えてた。ヒルズを回った後に商店街でおみやげを買って帰るなど、人の流れが変わり、回遊性も高まった。ヒルズ側と2、3カ月に一度のペースで連絡協議会を開催。イベントや映画館、美術館の告知などで協力関係を構築する。「集客という意味では六本木ヒルズも得をしているのではないか」(同)と語る。

頭痛い駐車場問題

今後の調整が必要なのは06年6月から開始された駐車違反の取り締まり強化だ。交通の便が悪く、「陸の孤島」と言われていたころは、車で買い物に訪れる客が多かったという。それが取り締まりで10分、15分で買い物をしていくことができなくなった。商店街は近くに港区と共同で公共駐車場を整備したが、商店街の中心から離れているため不便だ。物販関係の店舗は苦戦している。

中元や歳末セールの日程をどう提供できるかも悩みだ。ライフスタイルに合った形でのセール展開についての検討している。贈答品になるようなものを扱う商店以外に飲食店も増えてきた。商店街として一緒になって考えていかなければならない課題の一つだ。07年は歩道を50cm拡幅する工事を検討している。歩きやすい環境を整え、より多くの客を誘致する考えだ。

東京都港区 麻布十番商店街の概要

アクセス等 最寄鉄道の駅:東京都メトロ南北線・都営地下鉄大江戸線 麻布十番駅
商圏を形成する上で
大きな役割を持つ周辺施設
六本木ヒルズ、赤い靴の女の子「きみちゃん像」、氷川神社
商店街を形成する店舗数 290店舗
イベントの回数 イベント開催数:年10回、月1回「のみの市」および福引を開催。
特徴的なイベント:世界各国の大使館協賛による国際バザールなどが開かれる納涼まつり
共通施設 アーケードの有無:なし
駐車場:有

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