
![]() 唐津中央商店街 |
歴史的な家並みの復活
2004年度から始まった中心商店街の活性化事業は、佐賀県の「がんばる商店街施設整備事業」と、唐津市の「唐津市大手通り・中町通り等景観形成事業」を活用。大手通り商店街と中町通り商店街にある店舗の景観形成で、歴史的な家並みの復活と継承を図り、観光客や地元住民の集客を促す試みだ。店舗は白壁にし、木の質感も出す。04年度と05年度は合計10店舗、佐賀県の「市街地再生重点支援事業」を活用した06年度には18店舗の整備に着手した。固定客ばかりだった店舗に「これまで来なかった客がふらりと入ってくるようになった」(唐津市商工観光部)という。 市街地再生へ政策転換
同グループは、商店街振興から中心市街地再生へと事業を発展させた「唐津市まちなか再生構想」を策定、07年度から取り組む。唐津中央商店街では景観整備の継続とともに、開店時間や日数の延長、品ぞろえの工夫など意識改革運動を推進する。そのほかでは空きビル・空き店舗の活用や憩いの場の整備、観光ルートの整備などを掲げている。これからは、商店街と市街地の活性化による相乗効果に期待がかかってくる。 10年後に向けた活性化策唐津中央商店街も多くの商店街同様、郊外型大型店などに顧客を奪われ苦戦を強いられている。唐津商工会議所による調査では、10年前と現在を比較すると平日の通行量は半減し、空き店舗率も約6%から約20%へと悪化している。この現状を唐津市まちなか再生構想では、10年後に通行量を1.5倍、空き店舗率を約12%にするという数値目標を設定する。 観光面では唐津城や唐津神社、商店街にある歴史的建造物の旧唐津銀行など観光ルートの整備を計画し、観光客の呼び込みを図る。また少子高齢化が進む中、子育て支援や徒歩・自転車ルートの環境整備など住みよい町づくりにも取り組む。観光客と地元客−。同構想は両者のバランスをとることを重要視して地域の発展につなげたい考えだ。 佐賀県唐津市 唐津中央商店街の概要
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