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にぎわい商店街

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人と緑にやさしい商店街を志向
青森市新町商店街[青森県青森市]


青森市新町商店街

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一店逸品運動で活性化

ある平日の午前10時、ガイドを先頭に8人ほどの集団がぞろぞろと商店に入っていく。中で店員の商品説明を聞いて購入する人も。6店ばかりのぞき見して、お昼時には割引になるレストランで食事。青森市の青森市新町商店街が活性化策として実施している「一店逸品運動事業」の関連イベント「お店回りツアー」の一コマだ。

同商店街はJR青森駅から直線880メートルのアーケード街を中心とする広域型商店街で、「青森の顔」ともいえる代表的な老舗商店街。

一店逸品運動は各店がその店ならではのえりすぐりの「逸品」をお勧めする活動で、狙いは逸品の発掘、新商品・新サービスの開発、接客技術の向上などにより「個店」を元気にし、商店街全体を活性化すること。同商店街振興組合の青年部が各地の商店街の類似の取り組みを視察する中で、コンサルタントの指導を得ながら実情に合わせアレンジして03年度からスタート、06年度は49店が参加している。

同運動では研究会や作業部会、内覧会で参加各店の「逸品」を発掘・開発、チラシ・カタログを制作して宅配や新聞折り込みでPR。一般消費者にアピールするお披露目として「逸品フェア」開催や「お店回りツアー」を実施している。PR手法もホームページやブログの活用、ケーブルテレビによる紹介なども取り入れている。

福祉対応型事業も積極展開

こうした取り組みを通じて、店舗演出の工夫、商品政策(マーチャンダイジング)の見直し、接客技術などが向上、「お客さまと参加各店の距離が確実に縮まり、来店増、売り上げ増に貢献している」(成田雄一青森市新町商店街振興組合理事長)という。個店の商店街事業への参加が促進され、店同士のコミュニケーションが醸成されたのも成果。

このほか商店街を発展させるには「地域との連携を深めていくことが欠かせない」(成田理事長)との考えの基に、自治体や経済団体、民間非営利団体(NPO)、消費者グループなどと連携して「春フェスティバル」(5月)、「しんまち・ふれあい広場」(8月)、「クリスマス・ディスプレイ・コンテスト」(12月)とほぼ通年、イベントを実施している。また電動スクーターの無料貸し出し、車いす対応マップや高齢者・身障者にやさしい接遇マニュアルの作成・配布、託児室の運営など福祉対応型事業も積極的に展開している。

若手の人材育成が結実

青森市新町商店街では、1977年にアーケードを大改築したものの、その前後から大型スーパーの郊外出店、魚市場の閉鎖、病院・図書館・農協など公共関連施設の郊外移転、青函連絡船の廃止などの影響で歩行者数が減少を続けた。これに危機感を持ち、青年部など次代の商店街を担う「若手の人材育成に力を入れた」(成田理事長)ことが活性化につながり、「人と緑にやさしいまちづくり」をコンセプトとする商店街づくりに結実していった。

目下の悩みは、複合施設が立地する駅寄りの街区に人出が集中する傾向にあること。2010年の新幹線開通、寂れがちな善知鳥(うとう)神社周辺の再開発計画を機にバランスのとれた商店街にもっていくことが課題といえる。

青森県青森市 青森市新町商店街の概要

商圏の規模(人口) 25万人
アクセス等 最寄鉄道の駅:JR青森駅
鉄道の駅までの距離:50m
商圏を形成する上で
大きな役割を持つ周辺施設
神社仏閣:善知鳥(うとう)神社
観光施設:青森県観光物産館「アスパム」八甲田丸
商店街を形成する店舗数 230店舗(内12店舗廃業)
イベントの回数 イベント開催数:年/80回
特徴的イベント:しんまちふれあい広場、逸品お店回りツアー
集客効果(動員人数):3万2000人
共通施設 アーケードの有無:有
駐車場:3324台収容(共通駐車券契約台数)

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