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にぎわい商店街

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定期的なイベントで存在をアピール
くろばね商店会[茨城県水戸市]


くろばね商店会

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趣向を凝らした朝市が活力

飲食店、食料品店、ブティック、ホテルなど、くろばね商店会はさまざまな業種が軒を連ねる複合的な商店通り。水戸市中心街の大通り(国道6号)から少し裏手に入った場所ではあるが、人の往来は絶えない。「もっと商店会の知名度を上げていかないと」と語るのは、阿久津泰くろばね商店会会長。「大手スーパーのように広告にお金をかけられない。定期的にイベントをやって、くろばね商店会という名前を表に出すようにしている」(阿久津会長)と説明する。

その一つが毎月第四日曜日に商店会の一画で開く朝市。毎回200〜300人が市内から詰めかけ、「物見遊山で来る人より、実際に物を買ってくれる人が多い」(同)という。各店舗が出店し、やきそばなどの屋台や、リサイクル自転車の格安販売などをする。中でも近郊農家による新鮮野菜の直販の人気が高い。「那珂川清流野菜」という名で知的所有権協会に著作権登録しており、ブランド化にも成功。この野菜を求めて朝市を訪れる人は多いという。

また、そば打ちの実演やキムチ作り講習会など毎回異なるイベントで、来場者を飽きさせないよう趣向を凝らす。商店会の中にある病院による無料健康相談など、ユニークな企画も。商店会の中心メンバーで、外国語会話スクールに勤務する荒井京太さんは「マンネリ化しないように、新しいことに取り組んでいきたい」と意欲を見せる。

地元民と一体化

料理店で働く秋澤充さんは「近隣住民との交流が促進した」ことも朝市の効果として挙げる。「皆さんの顔が分かるようになり、コミュニティーの輪が広がった。お客さんがリピーターとしても来てくれるようになった」と成果を強調。地域の子供会も朝市の主催側として参加し、地域全体のコミュニケーションの場にもなっている。この朝市の様子は1000枚を超える写真で充実させた、くろばね商店会公式ホームページで知ることができる。

今後は朝市と同じようなイベントをいろいろな時間帯に催すことも検討していく。「思いついたらすぐ行動。うまくいかなければ軌道修正」(阿久津会長)をモットーに、くろばね商店会は試行錯誤を続ける。

地元民との交流がカギ

大きな購買力であった茨城県庁の郊外移転や大型ショッピングセンターの郊外出店など、近年は郊外へ消費者が流出。地元の商店街は厳しいビジネス環境に置かれている。しかし朝市などの定期的なイベントで、くろばね商店会は固定客の確保にある程度成功。また、くろばね商店会のメーンストリートを石畳に舗装する工事も市の主導で進んでおり、雰囲気の改善が期待されるという追い風も。

地元民とのイベントでの交流は、商店会の売り上げにつながっている。「この流れがくろばね商店会の強み」と会長の阿久津さんは評価。同時に「この地域には保守的なところもある。外部の人を積極的に受け入れ、地域の輪を広げる努力をしていかなければ」と抱える課題にも目を向ける。

茨城県水戸市 くろばね商店会の概要

商圏の規模(人口) 20万人
アクセス等 最寄鉄道の駅:JR水戸駅
鉄道の駅までの距離:800m
商圏を形成する上で
大きな役割を持つ周辺施設
神社仏閣:水戸東照宮
観光施設:偕楽園
商店街を形成する店舗数 35〜37店舗の間で推核
内1(撤退)店舗廃業
イベントの回数 イベント開催数:月1回
特徴的イベント:くろばね朝市
集客効果(動員人数):200〜300人
共通施設 アーケードの有無:無
施策の活用 「南町、県庁跡周辺地区整備事業」くろばね商店会の中心通りである。
「くろばね通りを石疊に舗装する整備計画に関係。

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