
![]() にこにこ星ふちのべ協同組合 |
近隣には宇宙航空研究開発機構も首都圏のベッドタウン化が進む神奈川県相模原市。なかでもJR横浜線・淵野辺駅周辺は、麻布大学、桜美林大学、2003年に移転してきた青山学院大学の学生らでにぎわいを見せる。宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部もあり、同駅北口には「カシオペア」や「こと座」など星座に由来する通りに約100店舗が並ぶ。これらの店舗をまとめるのが「にこにこ星ふちのべ協同組合」の藤原長俊理事長だ。 組合は淵野辺駅北口に広がる七つの商店会が一つになって95年に発足。組合員数は64人。発足の目的はアーケードの設置と街路灯の整備で、約1億円を投じて長さ200メートルのアーケードを二つ設置した。 夜市や祭りを企画
これらのイベントのマンネリ化を防ぐため、03年から始めたのが、近隣3大学との連携。学生自らがアイデアを出し合い、模擬店やイベントを企画・運営することで経営ビジネスを学んでもらうのが特徴だ。 このほか学生が淵野辺駅北口の約30店舗で買い物した際に割引などの特別サービスを受けられる「淵野辺スチューデントクラブ」を実施。協同組合の事務所を学生に貸し出すサービスも行っており「若い学生たちの意見を積極的に取り入れている」(藤原理事長)という。 同協同組合では老人福祉施設の居住者向けに日用品の配達を行うサービスを予定しており、将来的には各商店の商品配達やビラ作成を請け負うコミュニティービジネスの展開を目指している。「学生や地域と密着した商店街を作ることが活性化につながる」(同)と、今後も地域密着型商店街作りに打ち込む。 若者客取り込みがカギ
近隣にある宇宙科学研究本部をイメージした通りやイベントの名前を付けることができ、ブランド力向上にも一役買っている。 ただ商圏的には大規模商業施設が進出している町田駅や相模原駅、橋本駅の間に位置しており、若者客らを完全に取り込めていない。駐車場がないのも弱み。スーパーなどの大型チェーン店も淵野辺駅から約1キロメートル四方離れた郊外に林立しており、スーパーの客が北口商店街に結びついていない。 神奈川県相模原市 にこにこ星協同組合の概要
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