
寄席オープンで活況
70年代中ごろ、同商店街は1日の通行量が1000人程に落ち込んだ。「この時は天神橋筋の谷間と呼ばれていた」と振り返るのは、日本の観光カリスマ百選にも認定されている天神橋三丁目商店街振興組合の土居年樹理事長。当時から理事長を務め、日本の商店街発祥の地というプライドにかけて、商店街の活性化に取り組んだ。 81年に全国で初めて商店街にカルチャーセンターを開設。落語会や美術展を開催し、商店街への集客で効果を出した。建物は変わったが、現在も「天三おかげ館」としてフリースペースを運営し、さまざまな催し物が開催されている。「街に文化がなければ、街は崩壊する」と語る土居理事長。カルチャーセンターの開設から始まった街の文化活動は、繁昌亭のオープンにもつながった。土居理事長は天満天神繁昌亭開設準備委員会の代表も務めた。 独創的な活動
土居理事長は今後の活動も独創的に進める。2月17日から北港観光バス(大阪市旭区)と共催で「芸能てんこ盛りツアー」を開催。住吉神社など、大阪市内の落語の舞台となった名所を観光する。繁昌亭の協力で落語会も盛り込まれている。ツアーの発着が大阪天満宮になっており、商店街の集客にもつながる仕組み。「今後は繁昌亭と一緒に、さらなる発展の道をたどっていく」と土居理事長は意欲を見せる。 天神橋三丁目商店街は天神橋筋商店街の中で、最長の区間を占める。JR大阪環状線天満駅に隣接する天神橋四丁目商店街と三丁目商店街の間に、阪神高速守口線の高架が横断しその一帯が暗くなるために、天満駅からの人の流れが遮断される傾向にある。 06年9月に「天満天神繁昌亭」が完成し、商店街の通行量も増加傾向にある。市営地下鉄堺筋線、同谷町線、JR大阪環状線、同東西線の合計五つの駅が隣接し、大阪市の繁華街である梅田エリアにも近く、交通アクセスは非常に便利だ。 大阪天満宮から北へ延びる一丁目〜三丁目までの商店街は、起源が江戸時代までさかのぼり、日本最古の商店街といわれる。 大阪市北区 天神橋三丁目商店街の概要
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