
![]() 小倉都心部商店街 |
日本初のアーケードがある街
小倉都心部の活性化に向けては、04年に地元の商店街組合や事業者らが集まり、「TMO(タウンマネジメント機関)構想」の策定作業がスタート。翌05年には北九州商工会議所がTMOの認定を受け、その実行に向けた法人組織として「北九州まちづくり応援団株式会社(重渕雅敏社長=北九州商工会議所会頭)」が誕生した。 同社の目的は街づくりにかかわる事業の企画とその推進、コーディネートなどの諸業務。地元の17社、団体が出資した。小倉TMOのビジョンをベースに八つの事業内容を掲げており、現在はそのうちの5事業に着手している。 「こくらハローズ事業」は、日曜、祝日に地元の女子短大生が中心市街地に出向き、来訪社へのあいさつや清掃活動を実施するもの。街の好感度アップに一役買っている。また「おもてなしトイレ事業」はトイレが少ないという市民の声にこたえようという試みで、商店のトイレを一般客に開放する取り組みだ。現在、これに賛同した店舗は14店にとどまっているが、将来的には「車いす利用者向けのトイレ設置やトイレマップの作成などを進めたい」(力島清人常務)としている。 冬の街を彩るイルミネーション
大乾杯大会はその点灯式を兼ねる。参加者の「乾杯!」の発声とともに、色とりどりのイルミネーションが一斉に点灯する様は壮観の一言だ。 景気の回復とともに徐々に活性化しつつある小倉地区の商店街。力島常務は「精神論ではないが、商店街の人々と一緒になってとにかく頑張っていくしかない」と、地域一体となった取り組みの必要性を訴える。 鉄冷え乗り越えた底力製鉄所とともに発展した北九州市は「鉄冷え」と呼ばれる消費低迷期が長く続いた。これに加えて郊外での大型店出店などもあり、都心部の商店は少なからず影響を受けた。ただ小倉都心部に限ればここ数年、人通り自体は大きく変わっていない。北九州商工会議所と北九州市が04年に実施した通行量調査によれば、94年調査と比較してもほぼ横ばいだったという。 この間、小倉駅前で出店していた旧そごうの閉店というマイナス要因はあったが、「リバーウォーク北九州」や「チャチャタウン小倉」など複合商業施設のオープン、「小倉伊勢丹」の出店など人を呼び寄せる街の魅力は増している。船津章裕北九州商工会議所まちづくり推進課長も「小倉の商業のポテンシャルは以前と変わっていない」と話す。 参考URL: 福岡県北九州市 小倉都心部商店街の概要
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