
![]() 新潟市上古町商店街 |
江戸時代からの門前をリニューアル新潟市の中心部に新潟県内屈指の参拝者数を誇る白山神社がある。その門前として発展してきた上古町商店街の歴史は江戸時代に始まる。現在は約500メートルの通りの両側に約100店が並ぶ。商店街の振興に中心となって取り組んでいるのは新潟市上古町商店街振興組合(金巻保男理事長)だ。 組合は4つの商店会が一つになって2006年3月に発足した。組合員数は160人。発足の目的はアーケードの改装を中心とする歩車道整備を商店街一体となって進めるため。歩車道整備は07年1月に基本構想をまとめ、08年度に完成する計画だ。 組合の活動は振興というより、街づくりの性格が強い。空き店舗対策では入居希望者、不動産業者、家主の間に入り、商店街にふさわしいテナントが入るよう調整にあたっている。家賃相場の安さや歴史を背景にした商店街自体のブランド力で入居希望者には待ちがある状態という。 逆転の発想でイメージアップ
イベントは長続きするようにと各店舗に参加を無理強いしない。例えば千灯まつりの時間は店を開けるのも閉めるのも自由だ。「店が閉まっていれば、気になってまた来たくなる」(酒井幸男新潟市上古町商店街振興組合専務理事)との狙いもある。 商店街の整備やイベントには「温かくて時間がゆっくりと流れる癒やしの場所づくり」(同)というテーマがある。これは商店街のマイナス状況をプラスにしようとする逆転の発想でもある。人の少なさは静けさがあること、空き店舗があるのは魅力的な店舗が入る余地があることと考える。「マイナスはプラスの可能性と見るべきだ」(同)と同じ境遇の商店街にエールを送る。 組合は商店街の整備や振興を長期的に考える。「自分の代でできなくても子供や孫のために今しなければ」(同)と将来を見据えている。 歴史と新しさが融合近年は郊外に大型店の進出が相次いだことが影響して商店街を訪れる人の数は減少している。上古町商店街の特徴の一つは老舗と新しい店舗が混在すること。古い町並みにファッション、雑貨などの小規模で個性的な店舗が溶け込んでいる。周辺の商店街に比べて空き店舗への入居が進まずに家賃相場が下がったことや1店舗当たりの面積が比較的小さいため資金力が比較的弱い個人の店が増えた。 周辺には新潟市役所や文化施設、陸上競技場などが集まる新潟市の中枢区域がある。また白山神社以外にも接する神社仏閣がある。商店街と接するマンションもあり、周辺には住民も多いが、高齢者が多く大きな購買力になっていないという。 新潟県新潟市 新潟市上古町商店街の概要
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