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にぎわい商店街

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独自の活性化策を積極的に実施
荒町商店街[宮城県仙台市]


荒町商店街

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イベントの豊富さで知名度向上

荒町商店街は麹(こうじ)を使った味噌(みそ)や酒などの製造販売店が並ぶ商人町として戦国時代から栄えてきた。最盛期にはそういった店が約70店舗あり、時代が移り変わった今でも2店舗を残す。また神社や寺院などの歴史的建造物も多く、所々に見られる昔の街並みは特徴の一つでもある。現在は飲食店など95店舗が並び、近隣から訪れる人々も多いという。

しかし、全国の商店街が抱える大手小売店の進出問題は荒町商店街でも同様だ。近くに大手食品スーパーが進出したことで客足が遠のいたという。そこで荒町商店街振興組合(佐藤光政理事長=佐藤麹味噌醤油店)が中心となって、商店街活性化のためのイベントなどを数多く開催。商店街の知名度向上へつなげている。

特に、毎年8月に仙台フィルハーモニー管弦楽団を呼んで開催する「星空コンサート」は、最も集客力が大きい名物イベントとなっている。仙台七福神の一人として知られる毘沙門様を奉った満福寺の境内を舞台に、有名楽団によるクラシックの演奏を楽しむというもので、多い年には1,500人が来場したという。

しかし、ここ最近は仙台市からの助成金が減ったことなどから費用の工面が難しくなり、残念ながら2006年の第20回を最後に終了。現在は、星空コンサートに代わるものとして「商店街の守り神でもある毘沙門様を生かしたイベントなどを考えている」(佐藤理事長)と、商店街の販売促進につながるイベントを既に模索中だ。

商店街同士で連携

また他地域との広域連携にも積極的だ。山形県米沢市内の粡町商店街も連携相手の一つ。地元名産品の米沢牛を安く提供してもらうことで、それを地域イベントの商品として来場者へ還元している。また近隣の商店街とは、共同で盆踊り大会を開催しているほか、年末大売り出しの共同実施を予定するなど、連携による活性化に力を入れている。

「こうした連携がなければ、地域のイベントは発展しない」(同)と言うように、荒町商店街ではさまざまな活性化策を考え、それらを積極的に実施してきた。それが結果として、昔から続く荒町のにぎわいの維持に結びついている。

商店街主導による活性化への取り組み

荒町商店街の特徴の一つとして、服の裏地やボタン、手作り弁当などの専門店が多いことが挙げられる。百貨店などのある都心部に近いにもかかわらず、「近隣から専門店の商品を目当てに来るお客さんも多い」(同)という。

しかし、それら専門店を含めた多くの店舗で後継者不足を抱えており、若者の地元離れをいかにして止めるかが課題となっている。そこで同組合の青年部では地元に密着してもらおうと、地元サッカーチームの有名選手を呼んで餅(もち)つき大会を行うなど、若者向けのイベントを開催している。

また七夕祭りの際は、婦人部を中心に短冊作りを行う。こうした取り組みについて「ハード面は行政、ソフトの部分は商店街が担当するべきだ」(同)と、商店街が主導となった活性化策を実践している。

宮崎県仙台市 荒町商店街の概要

商圏の規模(人口) 1万人
アクセス等 最寄鉄道の駅:仙台市営地下鉄 五橋駅
鉄道の駅までの距離:1,000m
商圏を形成する上で
大きな役割を持つ周辺施設
神社仏閣:満幅寺、仏眼寺、昌弘庵、毘沙門天王、昌伝庵
学校:荒町小学校、宮城文化服装専門学校
商店街を形成する店舗数 95店舗(内0店舗廃業)
イベントの回数 イベント開催数:5回 / 年
特徴的イベント:星空コンサート
集客効果(動員人数):1,000人

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