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法律コラム


個人情報基礎知識 これだけは押さえよう! 個人情報に関わる基礎知識をケースに合わせて学べます。

15 個人情報保護ガイドラインとは

ポイント:各省庁が策定・公表している個人情報保護ガイドラインは、個人情報保護法上の義務を、より具体的、詳細に分析し、解説したものです。事例も掲載されており、参考になります。

 個人情報の保護に関しては、さまざまな官庁が、ガイドラインを策定して、公表しています。消費者庁のホームページに一覧とリンクがまとめられており(http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/gaidorainkentou.html)、それによれば、平成25年10月1日現在で、27分野について40のガイドラインが策定されています。

 これらガイドライン(個人情報保護ガイドライン)は、個人情報保護法ではどうしても一般的に規定されざるを得ない事業者の義務を、より具体的、詳細に分析し、解説することにより、各事業者などに対して、個人情報保護のための円滑な取り組みを促すことなどを目的としています。

 法律上の根拠としては、個人情報保護法6条、8条や、個人情報保護法に関して政府が閣議決定をした「個人情報の保護に関する基本方針」(平成16年4月2日閣議決定)(http://www.caa.go.jp/seikatsu/kojin/kakugi2009.pdf)に基づいて作成されています。

 個人情報保護法は、個人情報取扱事業者が行う事業等を所管する大臣が主務大臣として助言、勧告、命令等の権限を有するという主務大臣制を採用しています。監督官庁が事業分野ごとにガイドラインを作るために、上記のようにいくつものガイドラインが策定されることとなっています。

 なお、事業内容によっては、2つ以上の複数の個人情報保護ガイドラインにまたがってしまうケースもあります。

 個人情報保護ガイドラインでは、具体的な事例に基づく解説も多くなされており、大変参考になります。

氏名:石井邦尚

1972年生
1999年弁護士登録、第二東京弁護士会所属
1997年東京大学法学部卒業、2003年コロンビア大学ロースクールLL.M.コース修了

専門は企業法務。30年ほど前に小5ではじめてコンピュータを知ったときの驚きと興奮が忘れられずに、今でもITを愛好していることの影響から、企業法務の中でも、特にIT関連の法務を専門としている。著書に「ビジネスマンと法律実務家のためのIT法入門」(民事法研究会)など。

所属事務所:カクイ法律事務所

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