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HOME > 経営をよくする > 人材活用の決め手

人材活用の決め手 中小企業の大きな経営資源である人材について採用から育成までのポイントをわかりやすく紹介します。


人づくり応援 −事業を支える人材育成−

中小・ベンチャー企業の福利厚生講座

最終回:豪華さではなく、メッセージを込めて

本講座の第1回で福利厚生の定義を確認しました。すなわち、「企業が、人材の確保および活性化を期待して、従業員やその家族に提供する様々な生活向上支援等の施策」です。
 この本質に沿えば、必ずしも豪華さや高額なサービスを得られることが福利厚生の優劣をつけるものではないということを再認識できます。予算の限られた中小・ベンチャーはことさらに何をメッセージとするかを考えるべきです。それは、奇抜なアイデアである必要はありません。昔ながらのイベントや企画でもやり方ひとつで趣が変わります。

例えばユニークな有給休暇取得制度。本人または家族のバースデイ休暇、アニバーサリー休暇、ボランティア休暇など大企業では聞き慣れましたが、業務が属人的で日頃忙しい中小・ベンチャー企業でこれを徹底するメッセージ性は意外に強いものがあります。

あるベンチャー企業では、毎月1度は社員が順に企画・主催してイベントを実施します。バーベキューやスポーツ、花見など至って普通の催しです。近年再びこういったイベントがベンチャー企業を中心に見直されています。当然、昔のような堅苦しいものでもなく、なにかの強制もありません。家族の参加も自由です。不自然な制限をしなければ若者は自然体で楽しむ術を身に着けています。これもひとつの福利厚生といえるでしょう。

徹底的に社員の健康にこだわって福利厚生メニューを並べる企業もあるようです。充実した定期健診に加え、予防摂取補助金や健康増進手当の支給、マッサージ師や整体師の定期派遣など。まさに福利厚生を通じて「社員の健康が一番の財産」という経営のメッセージを発信しています。

 

取引先から案内される優待セールやイベントのチケット、粗品や試作品等々、こういったものも日々の営業活動のなかで意外にあるものですね。机の下に眠っているくらいならまとめて社員と共有してみましょう。社員の家族が思いのほか喜ぶことがあるものです。なんの原資も苦労も要りません。

ここまで見てきたように、自社なりの社員サービス、自社の風土や環境にあった社員サービスを、ほんの少しの工夫と遊び心で見つけていってはいかがでしょう。そういった取り組み姿勢そのものが、社員の心を豊かにするという副次的効果があるかもしれません。

掲載日:2012年7月 9日


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