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HOME > 経営をよくする > 人材活用の決め手

人材活用の決め手 中小企業の大きな経営資源である人材について採用から育成までのポイントをわかりやすく紹介します。


人づくり応援 −事業を支える人材育成−

次世代リーダー養成講座

第2回:組織の成果を創出する力

今回は、次世代リーダーの養成にあたり、掲げたビジョンを実現し、成果を創出するリーダーシップについて考えます。
 言うまでもなくビジョンを示すだけではリーダーとはいえません。それを実現し、成果を創出することが肝心です。そのためには図のように、自らが成果を追求・発揮しながら、同時に組織の成果を最大化し、かつそれを再現性のある仕組みにする力が必要です。

ビジョンを実現して成果を創出するポイント

ビジョンを実現して成果を創出するポイント

リーダーは、メンバーの誰よりも先頭を走り、その進むべき道を照らすとともに、自らの姿勢を周囲に見せ続けなければなりません。まさに「背中を見せる」ということです。
 厳しい状況にあるときのメンバーは特に、リーダーが自らリスクを負って歩を進める姿を見ています。それができないリーダーには、メンバーは絶対に着いていきません。したがって、他者や環境に左右されず自ら情熱(パッション)の火を燃やし続けることのできる、自然型の人材であることが前提となります。
 そして組織の成果を最大化するために、個々の力を引き出して束ねることが求められます。個々のメンバーの感情やスキルを常に的確に把握し、前へ進めることが求められます。
 優れたリーダーは、個々のメンバーの心の動きをよく把握しているものです。だからこそ褒める、励ます、叱るといったことが活きてきます。
 一方、メンバーの把握が不十分なリーダーは、メンバーの心の動きとは関係なく、自分自身の感情を発露するためにメンバーに対して怒ったり、喜んだりします。そういった喜怒哀楽はメンバーに見透かされてしまいます。
 また、個々のスキルについても正しく把握してはじめて、組織としての力を発揮でき、有効な教育ができます。そうして優れたリーダーは、個々のメンバーの心・行動・スキルをポジティブに喚起しつつ、わかりやすい表現で方針を示すことによってその力を束ね、成果へと導いていくのです。

そしてもう1つ、「再現性」も組織として成果を創出する為に必要なことです。
 突出して能力の高い1人の社員が、対外交渉から社内調整、実務、行動詳細の指示に至るまで、ほとんどすべてを握ってしまっている組織を時々見かけます。確かに優秀で社長や部下からの信頼も厚いのです。しかし、その人がいざ体調不良に陥るととたんに誰も代わりができなくなってしまいます。顧客との接点がなくなり、業務は滞り、クレームにつがることもあります。そのような事態に至らないまでも、このような組織は大変リスクが高く、継続的な成果・成長も期待できません。個人の限界が組織の限界になってしまうのです。
 これではリーダーとして失格でしょう。一度上手くいった仕事があったとき、次に同じようなケースに直面した際には別のメンバーでも同じように対応でき、同じように成果を出せる状態にあってはじめて、組織で仕事をするメリットがあります。そのためには仕事を可視化し、ノウハウを共有化・標準化し、メンバーを教育することがリーダーに求められます。

今回はリーダーに求められる要件を整理しました。そして現在のリーダー(もしくは企業)が次世代のリーダーを育成するために具体的にどうすればいいのか。次回以降ではそれについて考えていきましょう。

掲載日:2011年3月 7日


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