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HOME > 経営をよくする > 人材活用の決め手

人材活用の決め手 中小企業の大きな経営資源である人材について採用から育成までのポイントをわかりやすく紹介します。


人づくり応援 −事業を支える人材育成−

次世代リーダー養成講座

第1回:リーダーに求められるもの

企業の繁栄と継続には、絶え間ないリーダーの創出が必要です。しかし、中堅・中小企業では、豊富な人材が競争で勝ち上がった結果、自然と優れたリーダーに成長するという状況にはなかなかなりません。むしろ限られた人的資源の中から次世代リーダーの候補を育てるあげる必要があります。では、そのポイントはどこにあるのでしょうか。

リーダーに求められる力

まずは「リーダー」とはどういう者か、その姿をフォーカスしましょう。リーダーについてはさまざまな捉え方がありますが、集約すると(1)組織のビジョンを示し、(2)組織として成果を創出・目標を実現する者、になるでしょう。

図1

以下では、まず「(1)組織のビジョンを示す」ことについて考えてみましょう。
 世の中の価値観が多様化する現在、組織のビジョンを示す力、すなわち組織が目指すべき姿と道筋(=ビジョン)を示し、メンバーにそれを伝える力が従来にも増して重要になります。
 将来を描くべきビジョンとは、多くの場合、従来の延長線上にはありません。そのためビジョンを描くためには、物事を大局的に把握し、創造性と確かな価値観をもって判断し、明確かつわかりやすく伝える構想力が必要です。
 適切なビジョンを描くためには、社会やマーケットの変化、その中での自社の課題や強みを適切に把握できることが前提となります。世の中の流れと大きく違う方向に自社の矛先を向けていたのでは、前途多難であることは容易に想像されます(もちろん、戦略的に「逆張り」を採ることもありますが-)。

一方、情報が多ければ多いほど、分析が詳細であればあるほど、とるべき進路の選択肢が増えます。多くの選択肢からリーダーは、組織が進むべき方向を決断しなければなりません。マーケットが急拡大するA製品の新規事業に進出すべきか、もしくは自社に優位性のある既存のB製品の生産設備に更なる投資をすべきか、あるいはその両方に着手するのか。
 仮に市場分析やリスク分析をやり尽くし、いずれにも甲乙付けがたいメリットとリスクが存在するとします。また、メンバーの意見もそれぞれあります。そのようなとき、最後はリーダーの判断に委ねられますので、リーダーにとっては大きなプレッシャーとなります。
 そして、リーダーが判断の拠りどころとするのが組織のミッションや理念です。組織が困難に立ち向かった際、リーダーの判断がミッションや理念に沿った選択ならば、組織は一体となって乗り越えようとします。真のリーダーとは、組織のミッション・理念を常に明確に見据えているものなのです。
 日常の経営判断の1つひとつが正しいか否かはその場ではわかりません。むしろ判断の是非が問題なのではなく、ブレないということが重要なのです。判断基準がブレず、迅速に判断し、そして誰よりもリーダー自らがその判断に自信を持って突き進む組織は、結果としてその判断が「正しかった」という結果に至るものです。

次回(第2回)は、リーダーが示す組織のビジョンを実現し、組織として成果を創出・目標を実現することについて紹介します。

掲載日:2011年2月28日


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