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HOME > 経営をよくする > 人材活用の決め手

人材活用の決め手 中小企業の大きな経営資源である人材について採用から育成までのポイントをわかりやすく紹介します。


愛される採用! −人材を採用する−

株式会社クオリティ・オブ・ライフ チーフプランナー 常見陽平

株式会社クオリティ・オブ・ライフ
チーフプランナー 常見陽平

【プロフィール】
常見陽平(つねみようへい)
人材コンサルタント、作家、大学講師

【経歴】
リクルートを退社後、メーカー勤務を経て現在クオリティ・オブ・ライフにてチーフプランナーを務める

【著書】
『就活のバカヤロー』(光文社新書)
『最強「内定」請負人 就活の答え』(講談社)
など、著書多数

若手人材の採用、育成、マネジメントに取り入れたい「戦隊」という考え方

戦隊ものに学ぶ、チームワークの哲学

皆さんは、戦隊ものを覚えていますでしょうか?正確にはスーパー戦隊シリーズと言います。「秘密戦隊ゴレンジャー」に始まり、現在は35作品目の「海賊戦隊ゴーカイジャー」が放送されています。
 この戦隊ものですが、時代の変化を反映しつつもVSOP(ヴェリー・スペシャル・ワン・パターン)で続いています。3~5人のカラフルなヒーローたちが、毎回、悪と戦うという構図はずっと一緒です。普段の格好でエピソードが進んだ後は、変身して戦って敵を倒したかと思いきや、相手がむくむくと大きくなり、こちらもロボットを呼んで戦います。
 さらに、毎年2月に番組が始まり、学年をまたぐので子供は番組を卒業せずに見続けます。ゴールデンウイークには新しい武器が、夏には新しいロボと味方が、夏休み明けには新しい武器が発売され、秋以降には最強ロボットが出現して年末年始の商戦で大暴れし、翌年1月末に世界に平和が訪れる、という展開も変わっていません。
 ・・・皆さんもお子さんに玩具をねだられていたかと思いますが、実はお子さんの消費の流れと連動していたわけですね。

忘れられないエピソードがあります。20年くらい前に放送された戦隊もので、悪の軍団が子供を誘拐した際、戦隊が「人質なんて卑怯だぞ!」と言ったら、悪が「いつも5人で襲ってくるお前らに言われたくない」と言ったことですね...。
 この戦隊ですが、毎回、カラフルなヒーローたちが見事に役割分担していることも注目です。毎回、カラーごとの役割分担は変わるわけですが、熱血漢、冷静沈着な者、皮肉を言うタイプ、姉御肌、おてんばなど、それぞれ明確にキャラクターのすみわけが行われています。時には対立しながらも協力し合い、成果を出しているわけです。
 まさにこのチームワーク、役割分担、自分の強みの発揮こそが戦隊ものの魅力であり、彼らの強さなのです。

先輩社員よ、戦隊になれ

若手社員の採用、育成、マネジメントにもこの発想を活かしたいところです。ずばり、役割分担とチームワークを明確にということです。例えば、上司や先輩社員の間で、新人育成に関する情報共有がされておらず、全員できつく当たってしまい、新人が折れてしまうことも。採用活動を行う際も、全員が熱血漢だと学生がひいてしまったり、評価が偏ったりしてしまうものです。気づけば、ある一定層の学生しか採用できないことも。

 

採用活動においては、これは経営者、人事部長、課長の仕事ではありますが、どのようなキャラの人材を採用チームに集めるか、どうバランスをとるかは実は気を使うべきポイントです。特に、採りたい人材に響く人事とはどんな人かという軸で考えていくべきことでしょう。説明会担当、企画担当など職務上の役割分担もそうですが、キャラ分担という視点も加えておきましょう。

 

特に気をつけるべきことは、若手社員が配属された部署です。育成については管理職や教育担当が責任を持つことになりますが、同じ部や課の社員だったら、誰でもその若手とは接点があるわけです。仕事上の努力など評価できる部分も、疲れている、やる気をなくしているなどのマイナス情報もどんどん共有し合いましょう。叱るときも、褒めるときも、励ます時も、事実ベースで行わないと説得力はありません。厳しく叱る立場、相談役になる立場などの役割分担をしておくとよいでしょう。
 会社は戦隊です。あなたは、会社の中で何色の役割をしますか?

掲載日:2011年6月 6日


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