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元気印中小企業


危機乗り切り積極展開する中古の車部品販売 [エコアール]

元気のひみつ
  • リーマンを乗り切り大きく成長した社員
  • BtoCに拡大する積極展開
  • 独自の6Sを継続する強い現場づくり

職場改善と人材育成で着実成長

 栃木県足利市のエコアールが元気だ。乗り古された乗用車やトラックを解体、電子部品や内外装品、エンジンなどを回収し、自動車修理工場や中古車ディーラーに販売する。近年着実に売り上げを伸ばし、昨年の年商は30億円。120人の社員を率いるのは、石井浩道社長、43歳。米国留学後、22歳で帰国。浩道氏の父が経営する同社の前身、イシイカー工業に入社し、2006年に社長に就任した。
 中古部品の販売は、プロ向けだけに留まらない。同社が運営する小売店「DS(ドライバーズ・サポート)館」や自社ホームページを通じ一般客にも販路を広げている。週末のDS館は、中古タイヤやホイル、カーオーディオなどを探す客で賑わいを見せる。

苦境から得た大きな戦力

 順風満帆に売り上げを伸ばすエコアールに最大の危機が訪れた。リーマンブラザーズの破綻に端を発した世界的な景気後退だ。中古車から回収していた鉄の再販価格は1トン=7万円から1トン=7000円と10分の1に暴落した。リーマンショックの直前に40億円あった年商は28億までみるみる減少。「当時は眠っても眠った気がしなかった。どう会社を建て直すかで頭がいっぱいだった」と石井社長は苦笑混じりに振り返る。当時、会社の危機を感じ、エコアールを去る社員が相次いだという。一方、会社に残る選択をし、石井社長とともに会社の建て直しに汗を流した社員たちは、現在の同社を支える大きな戦力に成長した。リーマンショック後、1年という短期間で従来のオペレーション体制まで持ち直し、昨年は本社隣なりに工場用地と建屋を取得。リサイクル工場とDS館を拡張するなど、積極的な事業展開を打ち出している。

エコアール流5Sを実践

 エコアールの根底を支えるのが、製造業やサービス業などで職場改善に用いられる5S(整理、清掃、整頓、清潔、躾)にSafety(安全)を追加したエコアール流6Sだ。15年前に「5S委員会」を立ち上げ、次期リーダーを対象に5S教育を実践。これを皮切りに、5Sの理念を社員全体に浸透させる取り組みを進めている。この取り組みが実を結んだのが、業界初となるISO9001とISO14001の同時取得だ。
 現在エコアールが販売する中古部品在庫は約1万6000点。工場拡張後は軽自動車やトラック部用品を充実させ、約4万点まで在庫を拡充する計画だ。在庫品種を多様化することで、販売先からの細かなニーズに対応。新規顧客の開拓にもつなげたい考えだ。

小売部門の拠点のDS館。パーツ販売に加え、車検や定期整備も受け付ける。

小売部門の拠点のDS館。パーツ販売に加え、車検や定期整備も受け付ける。


Onepoint

気持ちの良い挨拶

 エコアールの解体工場を訪れた人は、みな驚くだろう。工場を1周すると、現場社員の方々から「こんにちは」と気持ちの良い挨拶が飛んでくる。なかには作業の手を止めて、丁寧に頭をさげてくれる社員の方もいた。来客に対する接遇を見るだけで、エコアール流6Sが社員一人ひとりに浸透していると感じられる。

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企業データ

石井浩道社長

石井浩道社長

会社名 (株)エコアール
代表者 石井浩道社長
業種 自動車中古部品卸売業
所在地 栃木県足利市久保田町838-1
電話 0284-70-0780

掲載日:2015年3月24日

栃木県

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