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元気印中小企業


物流搬送のあらゆるニーズを取り込み製品化 [ホクショー]

元気のひみつ
  • ニーズへのきめ細かい対応による製品群拡充
  • 環境性や安全性の向上での高付加価値化
  • アジアを中心とした成長市場の開拓

 ホクショー(金沢市)は垂直搬送システムや仕分け搬送システムを主力とした物流自動化機器メーカー。米俵の倉庫内での荷役作業省力化を狙った可倒式の傾斜コンベヤー「ポータブルスラットコンベヤ」を出発点に物流搬送機器のノウハウを蓄積、工場や物流センターなど製造業、非製造業を問わずに幅広い分野の顧客と取引し、それぞれのニーズにきめ細かく応じることで製品ラインアップを拡充してきた。「最適なモノの流れを創造する」をコーポレートスローガンに掲げ、北村宜大社長は「製造から小売りまでのサプライチェーンの効率化に貢献することがわが社の使命、存在意義だ」と強調する。
 垂直搬送システムは傾斜コンベヤーに比べスペースの有効活用や搬送能力の向上を実現する機器として製品化した。荷受け台に一定の間隔で複数のピッチを設置することで特定の二点間で連続的に搬送できるタイプ、多層階に対応して複数の発着点を往復するタイプ、パレットだけでなく台車ごと搬送できるタイプ、クリーンルーム対応タイプなど、顧客のそれぞれの現場で物流の効率化につながる機器を開発してきた。物流自動化機器は自動車部品や半導体などに求められる超精密加工の技術を必要とするわけではないが、豊富なバリエーションを持ち、リードタイム短縮や納品精度の向上などの顧客の課題解決やニーズにいかに応えていけるかのエンジニアリング力が問われる製品だ。

ピース単位の物流に合わせ小型化

 仕分け搬送システムは米オートモーション(シカゴ市)から技術供与を受けて開発した。樹脂製のスライドシューがコンベヤー上をスライドして、搬送物を押しながら仕分けるシンプルな構造。低コストなうえ、「搬送物を傷つけずに高精度で仕分けできるのが評価されている」(北村社長)と胸を張る。91年の発売当初は搬送物重量45キログラムまでの仕様だったが、ピース単位での物流が求められる日本の状況に合わせて小型化した。93年に同30キログラムまでの仕様を開発し、95年には同5キログラムまでの仕様で情報処理システムを組み合わせた仕分け搬送システム「PAS」を発売した。搬送物の大きさや形状に応じた仕分けシュートの設計、チルド食品や冷凍食品向けの低温仕様など、ニーズに応じて技術や製品の改良、開発を積極的に行ってきた。これまで累計600台以上を販売、特に小物・バラ物仕分け搬送機では国内メーカー製の7割を占めるまでに成長した。

高付加価値化と東南アジア開拓で成長へ

 国内では物流の高度化に対応した製品、環境性や安全性で高付加価値した製品でさらなる深耕を図っている。搬送能力の向上やオペレーション人員の省人化につながるタイプ、蓄電池搭載による省エネルギー仕様を提案している。さらに誤って人が乗った状態で搬送されないように人感センサーなどで作業安全性を高めたタイプでは、人身事故の問題が起きているエレベーターからの入れ替えを狙っている。「一部の機種が生産性向上設備投資促進税制の対象になることも、顧客のメリットとして提案する」(同)と意気込む。
 海外では韓国と中国に現地法人を構え、東アジアを開拓してきた。現在はタイやインドネシア、マレーシア、ベトナムなど東南アジアの開拓に注力し、納入実績も出ている。設備の販売、施工、保守を行うパートナー企業との協力関係を構築、現在1割の海外売上比率を2割に引き上げる考え。

ピース単位の物流に対応してきた仕分け搬送システム

ピース単位の物流に対応してきた仕分け搬送システム


Onepoint

海外パートナー育成がカギ

 受注生産を基本にしながら、顧客のさまざまなニーズに着実に応じられる体制を築くことで信頼を得てきた。今後の一層の成長には国際化が必要だ。北村社長も「国内市場がなくなるわけではないが、成長市場を取り込む必要がある」と認識する。社員の語学力向上や海外のパートナー企業の育成などがカギを握る。

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企業データ

北村宜大社長

北村宜大社長

会社名 ホクショー(株)
代表者 北村宜大社長
業種 物流自動化機器の製造・販売
所在地 石川県金沢市示野町イ6
電話 076-267-3111

掲載日:2015年2月 5日

石川県

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