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元気印中小企業


光学技術で環境や食をサポート [相馬光学]

元気のひみつ
  • 光学機器の開発力とノウハウ
  • 市場ニーズの収集と、大学・研究機関との連携
  • 新分野への積極的な取り組み

 光分析、分光技術など光をベースにした理化学計測器を開発・製造する相馬光学。これまで液体クロマトグラフは大手石油化学メーカー、製薬会社などの製造・研究の現場で広く使われてきた。近年はこれらの技術をベースに農業や環境分野にも広げている。現在もこれらニーズを集め、大手企業にできない独自の分野で事業展開している。

太陽電池から豚肉まで

 光学機器を主力製品の核としながら新分野へ幅を広げてきた。近年は環境・エネルギーのほか「農業、健康・医療に関する分野に注力した」(浦明子社長)ことで製品ラインアップを増やし、新分野の市場を開拓した。光の波長により発電効率を測る「太陽電池評価用分光感度測定装置」、肉に遠赤外線を照射して豚肉・牛肉のうま味である脂質(オレイン酸)を測る「食肉脂質測定装置」と独自製品を投入してきた。
 また、相馬光学は光学機器の製造・開発や販売ノウハウを生かし、14年11月にはラマン分光装置の販売代理店業に参入した。エス・ティ・ジャパン(東京都中央区、中川孝郎社長)と共同で、スウェーデン・サーステック社製の世界最小級のラマン分光装置「インディケーター」の総代理店契約となり、製造業や検査機関向けに提案している。
 ラマン分光装置はラマン光を物質に当てて、反射するスペクトルを測定して物質を測定する。例えば製薬会社で未知物質の定性チェックや、原材料受け入れ、製造過程、出荷前などの各工程での検査やドーピングなどの検査現場で使われる。

BtoBにも挑戦

 サイズは世界最小級のハンディタイプで手軽に持ち運べるのが特徴。また、価格も既存の大型装置に比べて5分の1程度の約200万円。機能面ではレーザー光波長は785ナノメートル(ナノは10億分の1)で、波数範囲は320-2400カイザー。標準機能で200種類、オプションのアプリケーションを使えば最大8000種類の物質を数秒間で判別する。
 14年に社長に就任した浦明子社長は入社から約20年間、営業部門を中心に携わり、会社を見てきた。今後は「販売面や、これまでのBtoBからBtoCに広げるなど新たな試みに挑戦していきたい」(同)。グローバル化経済の進展や、中小企業を取り巻く事業環境が厳しくなる中でも、新たな事業分野に積極的に取り組むことで勝ち抜こうとしている。

世界最小級のラマン分光装置「インディケーター」で物質測定する

世界最小級のラマン分光装置「インディケーター」で物質測定する


Onepoint

大学や研究機関と積極連携

 大手製造業にとって製品の安全性や品質確保が課題となる中で、低コストかつ独自性を持った機能が求められている。相馬光学では得意の光関連技術をベースにしながらマーケティングでニーズをつかみ、大学・研究機関と積極的に連携し新製品作りに生かしてきた。今後も既存の顧客・業界や販路にとらわれない開発の姿勢で、世の中にない製品を送り出す。

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企業データ

浦明子社長

浦明子社長

会社名 (株)相馬光学
代表者 浦明子社長
業種 光学機器製造・販売
所在地 東京都西多摩郡日の出町平井23-6
電話 042-597-3256

掲載日:2015年1月15日

東京都

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