本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > 元気印中小企業

元気印中小企業


自慢の技術力とアイデアウェブで成長 [ナンゴー]

元気のひみつ
  • 「中途半端ネット」でまだ見ぬ顧客に到達
  • ステレオグラム加工「ナンゴー彫り」ブランドで
  • 高い加工能力アピールでネット信頼高める

“中途半端”を取り込む

 「部品数個だがすぐに作れないか」「構想ポンチ絵があるので、これをカタチにしてほしい」「数は少ないが」…。ナンゴーが運営する受注サイトには、思わず中途半端だなあとつぶやいてしまいそうな問い合わせが月に20件あまり寄せられる。
 その名も「中途半端ネット」。どこに頼めばいいのかわからないような追加工から高精度の試作加工など、旋盤加工メーカーなど地元の約10社と連携して対応、顧客獲得を進めている。新しいゲート(販路)開拓で地域のものづくり産業の活性化につなげようと2011年に立ち上げた。円高などを背景にした製造業の海外シフトは加速した。国内のものづくりのサプライチェーンは断絶し、加工を頼める協力会社が減ってしまったことなどで注目を集め、新規顧客開拓へとつながっている。現在、同社の売上高の4割がウェブがきっかけとなっている。南郷真社長は言う、「顧客は無限、やり方次第で開拓できる。仕事がないとよく耳にするが、それは顧客に到達していないだけだ」。「中途半端ネット」を通じて着実に世界のどこかにいる顧客に到達してきた自信がそう言わせる。

ステレオグラム加工をブランド化

 南郷社長はインターネットを使った受注の仕組みに手応えを感じているが、長い目では「ネットはバーチャルの世界で、しかも競争はシビアさを増す。高くても発注してもらえるような目に見える差別化が必要」と考えている。その答えは即座に浮かんだ。精度や品質などを大事にした信頼されるものづくり技術だ。そしてものづくり技術を具体的に伝えるツールとして、ネットと同時に取り組んだのが「ステレオグラム」加工だった。
 「ステレオグラム」は視点をずらして見れば、隠れたイラストが立体に浮き上がって見えるトリックアートのひとつで、普通は紙など2次元で仕込む。同社ではアルミニウムを加工、立体造形で仕上げる。高い機械加工技術や仕上げ品質があって始めて実現できるアートだ。「ナンゴー彫り(ぼり)」とブランド化し、加工能力の高さをアピールする考え。DMG森精機が優れた加工を表彰する「切削加工ドリームコンテスト」の金型・造形加工部門で、第8回金賞、第10回銅賞を受賞、既に「ナンゴー彫り」の実力は証明されている。2015年には専用サイトも立ち上げ、インテリアなどさまざまな需要を開拓する。「バーチャル(ネット)はナンゴー彫りに代表されるリアルな技術力で差別化」と成長シナリオを描く。

「ナンゴー彫り」で制作したインテリア製品

「ナンゴー彫り」で制作したインテリア製品


Onepoint

攻めの経営貫く

 町工場が「待ち工場」にならないようにと南郷社長は常に攻めの経営を貫いてきた。創業時からのエンジンまわりの部品や金型部品などを手がける精密機械加工の技術力に自信を持ち、3次元のステレオグラムやサプライチェーンの断絶にヒントを得た中途半端ネットなどアイデアと実行力を事業にからみつけて成長を実現してきた。

関連リンク
  • 支援情報ヘッドライン
    ビジネスに役立つ無料セミナーなど公的機関による支援施策情報が毎日更新されます。
  • ビジネスQ&A
    経営者からのよくある質問に専門家が回答した事例集。

企業データ

南郷真社長

南郷真社長

会社名 (株)ナンゴー
代表者 南郷真社長
業種 機械加工
所在地 京都府宇治市白川川上り谷80-36
電話 0774-28-3141

掲載日:2014年12月18日

京都府

最近の記事


このページの先頭へ