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元気印中小企業


自社の分析室のように使える分析会社の老舗 [内藤環境管理]

元気のひみつ
  • 社内IT化や自動化に積極投資
  • 顧客に有益な情報を継続的に発信
  • 国際的な試験機関として認定

 内藤環境管理の業務は水、土壌、製品などの測定・検査・化学分析だ。1972年に設立した民間分析会社の草分けで、技術力はもちろん、設立当初から社内IT化や分析の自動化に向けた投資を積極的に進め、顧客満足度の向上につなげてきた。「正確・迅速・丁寧」をモットーに、年々複雑で多様化する分析ニーズに柔軟に応え信頼を集めている。

IT・自動化で顧客満足度を向上

 1970年ごろ、工業化による大気汚染や水質汚濁などの公害問題が日本各地で発生していた。北里大学出身の内藤稔社長は「自分がこれまで学んできたことを社会で役立てたい」と同社を設立した。
 当時は公的機関が分析業務を担うのが一般的で、民間事業者は少なく知名度も低く「最初の5年間はほとんど仕事がない状態」(内藤岳常務)。だが分析精度の高さとスピード、コンサルティング力が評価され、次第に受注を伸ばしていった。現在は産業排水、飲料水の分析から食品衛生、放射性物質測定、製品開発や品質管理に伴う化学分析まで分析範囲は多岐にわたる。
 飛躍の足がかりになったのが、30年前から導入しているラボラトリー情報管理システム(LIMS)だ。例えば分析目的を入力すると必要な検査項目が表示され、資料を見なくても分析に取りかかれるため、時間を大幅に短縮できる。また分析効率を高めるため、メーカーと共同で当時まだ珍しかった生物化学的酸素要求量(BOD)自動測定システムを開発。IT化と自動化の積み重ねにより、誰が担当しても正確、迅速に分析できるようになった。今では検体が同社に届いてから5日間で結果を報告書で提供できる体制を整えている。

積極的に情報提供、真のパートナーを志向

 分析業務を効率化したことで顧客満足度を向上させる取り組みにさらに力を入れるようになった。同社は毎月10日に環境・衛生に関する最新トピックスをまとめた「ニュースコンテナー」を発行。社員が作成に携わっており、10月10日で第401号に到達した。33年間以上も親しまれている独自の媒体だ。
 昨年からは新サービス「あなたの分析室WEBシステム」を開始。依頼した分析案件の進捗(しんちょく)状況や結果をインターネットで24時間、自由に閲覧できる。報告書を待たずにすぐに結果だけでも知りたいという顧客ニーズに対応した。内藤常務は「常に顧客のパートナーでありたい。そのためにはただ依頼を待っているだけではダメ」と狙いを話す。
 最近では国際規格「ISO/IEC17025」を六価クロムなど欧州特定有害物質規制(RoHS)指令全6物質と放射性物質の測定において取得した。この規格は試験機関として試験方法や技術能力などが国際基準に適合することを示す規格。企業の海外ビジネス拡大を後押しする。
 今後は新しい分析方法の研究開発やコンサルティング機能をより充実させるためのシステム作り、人材教育を強化する。顧客と真のパートナーになるために、内藤環境管理の挑戦は続く。


水質検査の様子。「正確・迅速・丁寧」をモットーに顧客から支持

水質検査の様子。
「正確・迅速・丁寧」をモットーに顧客から支持


Onepoint

女性が働きやすい企業

 内藤環境管理は、女性が働きやすい環境をつくるために「3人力体制」という取り組みを始めた。3人がチームとなって互いの仕事を積極的に習得し、1人が欠けても残りの2人でフォローできるようにする。子育てなどで休みを取得しやすくするのが目的だ。
 すでに家庭の用事をこなすために半日単位の休暇や、学校行事参加のための休暇を取得できる制度を導入。このほか妊娠、結婚、出産で一度退職しても再雇用する制度を設けている。埼玉県の「子育て応援宣言企業」にも登録しており、女性が働きやすい企業としても注目を集めている

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企業データ

内藤岳常務

内藤岳常務

会社名 内藤環境管理(株)
代表者 内藤稔社長
業種 水や土壌、製品などの分析事業
所在地 埼玉県さいたま市南区大字太田窪2051-2
電話 048-887-2590

掲載日:2012年11月 9日

埼玉県環境

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