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元気印中小企業


安全・確実な本人認証技術を開発 [ニーモニックセキュリティ]

國米仁社長

國米仁社長

会社名 (株)ニーモニックセキュリティ
代表者 國米仁社長
業種 ソフトウエア開発業
所在地 大阪市住吉区南住吉4-12-32
電話 06-6608-6765

本人しか分からない画像選択で認証

 本人になりすまして銀行口座からお金を引き出す犯罪が後を絶たない。金融機関は対策として、指紋などを使った生体認証システムを導入している。だが、本人拒否や他人受容といったシステムトラブルが起きる場合があり、生体認証も万全とは言えない。「安全で確実な認証技術はないものか」-。安全・安心を重視する時代の要請に応える技術を開発したのがニーモニックセキュリティだ。
 同社が開発した認証技術「ニーモニックガード」は、初恋の人や昔飼っていたペットの写真など、本人にしか知りえない画像を選ぶことで、本人確認をするユニークな方法だ。
 認証の手順はシンプルだ。複数の画像のなかに本人に関係のある画像を紛れ込ませ、そこから登録通りの正しい順番で画像を選ばせる。例えば、20年前に撮影した子供の写真4枚を照合データとし、64枚の画像から4枚を選ぶといった要領だ。人間は、言語より画像をより強く記憶に留めることが認知心理学上、立証されている。長期記憶を使うという方式に関する基本特許も取得している。

企業向けにASPサービス開始

 全体の画像数や認証通過に要する画像数は、セキュリティーの強度に応じて自由に設定できる。認証時に、登録した画像と似たような写真を選択した場合には許容するが、登録した画像とまったく異なる写真を選んだ場合には、すぐに拒絶する機能も備えている。
 同社はすでにデータを暗号化するソフトウエアを販売している。同ソフトと「ニーモニックガード」を組み合わせ、特定のファイルは認証手続きを経た後でないと開封できないようにした。
 2005年11月には、同認証システムで欧米市場への進出も果たした。同システムは、次世代大容量USBメモリー「U3」の推奨製品に選ばれ、サイト経由でダウンロード販売をしている。また、個々の情報機器を守るスタンドアロン型本人認証ソフトのほか、OpenID対応のネットワーク型ソフトも提供している。複数の管理者が協力しないとファイルが読めない権限分散型暗号ソフトも発売した。
 同社が描く事業構想は大きい。「ネットワーク社会を考えれば、本人認証はいつでも、どこでも必要になる。ニーモニックガードはセキュリティー強度の点からも生体認証に代わりうる。老若男女を問わず、低コストで使える技術として本人認証技術の大きな受け皿にしたい」(同)として、世の中に広める考えだ。また、災害などの緊急時にはパスワードを突如として失念したり、入力がおぼつかなくなる恐れもある。比較的忘れにくいとされる長期記憶を応用したニーモニックガードは、パニックに強い本人認証システムとして期待を寄せられている。

ニーモニックガードの認証画面

ニーモニックガードの認証画面

Onepoint

普及へ他社との提携も

 着眼点が大変ユニークだ。独自性ゆえに、製品価値で他社の追随を許さない。今後注目すべき点は、どこまで幅広く普及させるかだ。そのため、まず目に触れる機会を増やすことが先決だろう。他社との共同ソリューションなどアライアンスが普及の近道だ。また、分かりやすさを訴求し、若い購買層を取り込むことも普及策として有効だ。


掲載日:2011年8月16日

ITセキュリティー大阪府情報通信業

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