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元気印中小企業


精密加工技術を追求し続ける職人集団[大塚精工]

井石雄一社長

井石雄一社長

会社名 大塚精工(株)
代表者 井石雄一社長
業種 製造業
所在地 福岡県粕屋郡志免町別府東3-4-6
電話 092-931-2511

磁気ヘッドの製造用治工具で高い国内シェア

 大塚精工はセラミックス加工を得意とする精密加工メーカー。研究開発部門を持ち、大手メーカーが投げ出すほど難しい加工を受けるなど、精度は1マイクロメートル(1000分の1ミリ)以下で、高い技術力を持つ。さらに1000個程度の量産品でも精度を維持できるため、取引メーカーから高い信頼を得ている。
 同社の創業は1982年。九州がシリコンアイランドと呼ばれ始めたころだ。半導体関連の金型工場だった同社に、大手電機メーカーから磁気ヘッド用治工具の製作話が舞い込んだことが飛躍のきっかけだった。試作品は高く評価され、半導体関連の治工具メーカーとして歩み始めた。
 大塚精工の強みの一つに研究から設計、加工、組み立て、検査、出荷を一貫して行える体制がある。金型もグループメーカーで手掛ける。販売面の強化では2004年11月に埼玉営業所(さいたま市)を開設した。これにより関東地区での顧客対応の充実と、新規顧客の開拓に乗り出した。現在は、本社と新潟営業所(新潟県魚沼市)を合わせて全国3営業拠点体制となっている。

加工精度をホームページで公開

 2005年からは手掛けている加工技術をホームページ(HP)で掲載し始めた。加工精度の高さをPRして受注拡大につなげるのが狙い。営業マンの説明を効率化することや、加工技術向上の動機付けにもつなげている。また、所有する加工機械とその加工可能寸法も一覧できるようにした。
 加工精度の掲載を始めたのは、受注の多い17項目について。加工対象ではアルミ、鉄、セラミックスの素材別に区別している。同社はチタン、モリブデン、タンタル、タングステンなど難加工材の加工も手掛ける。将来はこれらを加工した場合の精度も公開する予定だ。精度の公開で、社内には加工への責任感が強まっている。
 今後は治工具と、セラミックス精密加工、半導体関連や医療関連の自動機を事業の3本柱として確立する方針だ。さらに液晶関連や自動車関連などの分野にも事業拡大を目指す。目標の企業像は「先端技術と職人技が融合したローテクベンチャーの旗手」「超精密加工のオールマイティー企業」だ。

一貫生産体制を整える大塚精工

一貫生産体制を整える大塚精工

Onepoint

人材を育成し設備生かす

 大塚精工の技術力向上の取り組みには終わりがない。技術が評価され、一定の地位を築いた現在でも、設備投資や人材育成に手を抜かない。特に人材育成は、設備投資を生かすには欠かせないという認識から積極的だ。使いこなす人があってこその設備という考えが、高精度加工に不可欠な職人と設備との相乗効果を生み出している。


掲載日:2011年6月17日

福岡県製造業

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