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元気印中小企業


【再興した企業事例】被災を機に自社製品の開発に成功[ファルコム]

柳本治代表取締役

柳本治代表取締役

会社名 (株)ファルコム
代表者 代表取締役柳本治
業種 製造業
所在地 神戸市西区見津が丘2-4-6
電話 078-998-4500

仕事がないまま給料だけが出ていく

 ファルコムは、神戸市内でも震源地により近い所に本社工場を構えていたが、幸い傷は浅かった。フロアの上を大きく動いて傾いた工作機械などの復旧も、5人ほどの従業員が何とか自分たちで行った。 
 ただ、受注がぴたっと止まった。自動ライン、省力機械などの設計・生産の仕事を、同市兵庫区の大手重機メーカーから受けていたが、その大手メーカーが被災。その工場の再整備、移転に伴い、仕事のスケジュールが大きく見直され、中断するものも出てきたためだ。 
 そこに仕事の大半を頼っていたファルコムは、半年ほど仕事のないまま給料だけが出ていく状況が続いた。それを救ったのが知り合いの経営者の紹介。郊外に移転した被災工場の自動化ライン設計、製作の仕事だった。

ベンチャースピリットも大いに揺さぶられた

 これで息を吹き返した。ただ、一品料理のシステム受注は震災の混乱が落ち着いても、価格は低いまま。この状態から一歩抜け出るには―。自社製品開発への思いが強まった。 
 そんな中、以前から着目していた交差穴バリを処理する装置の開発に成功。薄型テレビ関連で自動機生産の仕事も連続で受注でき、ようやく業績回復への足元を固めることができた。
   2002年には震災復興団地の1つである神戸複合産業団地に新工場を建設。柳本治社長は「ベンチャースピリットも大いに揺さぶられた。自社製品開発を通じ、自社の実力も確認できた」と振り返る。
   先の東日本大震災の悲惨な状況には言葉もないが、「自動車部品など日本の技術が世界から頼りにされているのもはっきりした。これを日本から流出させないことが大事。中小企業が自社製品を柱に自立していくのは大変だが、あきらめてはいけない」と語気を強める。

復興団地の1つ神戸複合産業団地に新工場を建設した

復興団地の1つ神戸複合産業団地に新工場を建設した


掲載日:2011年5月18日

兵庫県再興製造業

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