本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > 元気印中小企業

元気印中小企業


民族楽器を通した国際理解を [ティンガ・ティンガ・ハウス]

鈴木正明会長

鈴木正明会長

会社名 (株) ティンガ・ティンガ・ハウス
代表者 鈴木正明会長
業種 卸小売業
所在地 神奈川県葉山町木古庭1479
電話 046-878-8220

手作り民族楽器キット「Tinga・Do」を開発

 ティンガ・ティンガ・ハウスは民族楽器の輸入販売を手がけ、島村楽器やヤマハなどの大手メーカーを取引先にもつ。取り扱う楽器は約300種類と豊富。楽器はアジア、アフリカ、南米などから輸入している。
 中国で最も多く使われている楽器の胡弓(こきゅう)や、豪州先住民族アボリジニの管楽器「ディジュリドゥ」など世界の楽器を取りそろえる。修理を含めたほとんどのメンテナンスを提供することで他社との差別化を図っている。
 振るとカエルの鳴き声がする「マンドゥック」(ヒンドゥー語でカエルを意味する)や、雨の音がする楽器「レインストック」などユニークな楽器もある。
 同社は01年に手作り民族楽器キット「Tinga・Do」を開発、発売した。大人から子供まで簡単に作れる仕組みとなっている。価格は胡弓が3500円、ディジュリドゥが5000円と手ごろな値段だ。
 同楽器のユーザー数を増やすため、同社は楽器教室を開き普及に努めている。民族楽器の手作り教室も開き、楽器の作り方と演奏の楽しみを提供している。

楽器作りでモノづくりの意味を問う

 鈴木正明会長は教室でのモノづくりを通し「現代人の想像力のなさ」を痛感したという。胡弓は誰でも弓を弾けば音が出る楽器だが、初めて胡弓を見た人は弾けないとためらう人がほとんどだという。同じ弓を使うバイオリンが弾けないため、胡弓も弾けないという思いこみが邪魔をしてしまう。こうした人たちに想像力の大切さを伝えている。
 生徒は50代以上の男性が中心だが、最近では30−40代の女性も増加傾向にある。楽器作りをする父親に助け舟を出す変わった取り組みもしている。「おとうさんのための手作り教室」を開き、子供と一緒に作る前に、父親の勉強時間を提供している。
 さらに、学校や文化センターで「さわれる民族楽器展」を開いている。小中学校や高校の体育館などで100種類程度を展示し、文化の違いと世界の広さを体感してもらうという趣旨だ。
 同社のモットーは楽器を通してモノづくりの意味を問うこと。手作り楽器は完成時に十分な満足感が得られることが、人気の理由のようだ。モノづくりの大切さや意味を、手作り楽器を通じて実感してもらうのが狙いだという。
 「民族楽器に触れることで、異文化を知り、国際理解につながれば」と鈴木会長は話す。今後も趣向を凝らしたイベントを通じて、楽器の楽しさを多くの人に伝えていく方針だ。

民族楽器 レインスティック

民族楽器 レインスティック

Onepoint

手ごろな価格、学校教材にも

 民族楽器の人気は高まりつつあり、あちこちの店頭で見かけるようになった。楽器を通してモノづくりの大切さや異文化を知ることは子供だけでなく、大人にとってもよい勉強になる。手ごろな価格で楽器作りから演奏まで楽しめる「Tinga・Do」の人気はますます高まると予想される。学校教材としても普及していくだろう。


掲載日:2010年6月22日

卸小売業神奈川県

最近の記事


このページの先頭へ