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元気印中小企業


生活トラブル解決サービスの会員拡大を目指す [ジャパンベストレスキューシステム]

榊原暢宏社長

榊原暢宏社長

会社名 ジャパンベストレスキューシステム(株)
代表者 榊原暢宏社長
業種 サービス業
所在地 名古屋市昭和区鶴舞2-17-17ベルビル
電話 052-883-0791

オートバイロードサービスで起業

 ジャパンベストレスキューシステム(JBR)は、オートバイのロードサービスからスタートした。ロードサービスといえば、日本自動車連盟(JAF)の牙城となっている。しかし、JAFはオートバイのロードサービスは手がけていなかったため、これまでライダーは自力で直さなければならなかった。「オートバイの故障で困っている人を助けて感謝された時に、商売になるのではないかと思った」という榊原暢宏社長。97年の会社設立から会員数は増え続け、現在は50万人まで成長した。
 99年には住宅のカギの取り換えサービスを始めた。これは「オートバイのロードサービスをするうちに、オートバイのカギと一緒に自宅のカギもなくす人が多いと分かった」(榊原社長)ためだ。このサービスをきっかけに、家の中で起きるさまざまなトラブルに対処するようになり、徐々にサービス内容が増えていった。

旭硝子、セコム、INAXと次々提携、本社人員は抑制

 現在は生活トラブル解決サポートサービスとして、カギの取り換えやハウスクリーニング、水回りの修理など20種類のサービスを展開している。同社のコールセンターで依頼の電話を受け、全国にある加盟店が専用車両「生活救急車」で依頼先に出向き、作業する。会員制でも非会員でも利用可能。
 同社の強みは、会員制で安定した収益基盤を築いたことにある。オートバイのロードサービスの年会費は平均で6000円。ロードサービスだけでも年間で9億円は確実に手元に入る計算だ。さらに実動部隊を外部に委託し、本体で抱える人員などを少なくしたのも特徴だ。
 現在、本社の人員は管理・営業部門とコールセンターの80人。専用車両や実際に作業する人員はすべて加盟店が抱える。ただし、一定レベルの水準を維持するために、「加盟店の教育は自社グループで行う」(同)方針を貫いている。
 現在の課題としては、2009年より、JBRグループの認知度をさらに高め、緊急駆けつけサービスの売り上げ拡大を図ることにある。インターネットやタウンページなどの媒体を活用した広告展開を積極化することで、露出度を高める戦略をとっている。同サービスの中でも 特に、コールセンター事業のカギ交歓関連サービスの売り上げ拡大を狙っている。
 また、2009年6月には子会社のジャパン少額短期保険(東京都千代田区)が携帯電話の修理等の費用をカバーする保険商品の販売を開始した。同商品の売り上げが伸びており、JBRの業績に大きく貢献する見込みだ。

「生活救急車」で依頼者宅へ出向く

「生活救急車」で依頼者宅へ出向く

Onepoint

規模拡大とサービスレベル維持の両立がカギに

 困りごとを解決して報酬を得る−。きわめてシンプルな商売だが、これを会社としてもうかる仕組みに仕立て上げたのは榊原暢宏社長の手腕だ。今後の注目点は生活サポートサービスの動向。水回りやガラス修理などを手がける業者は多いが、「料金や質の面でグレーな業者も多い」(関係者)だけに、規模拡大とサービスレベル維持の両立が成長のカギとなるだろう。


掲載日:2010年3月16日

サービス業愛知県

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