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元気印中小企業


装飾ガラスを身近な建築資材に [中日ステンドアート]

溝口禄章社長

溝口禄章社長

会社名 (株)中日ステンドアート
代表者 溝口禄章社長
業種 装飾ガラス製造業
所在地 愛知県岡崎市在家町竹戸10
電話 0564-43-2811

ガラスの美しさに魅せられ創業

 中日ステンドアートはホテルのロビーや階段、教会のチャペルなどで見かけるステンドグラスのほか、エッチンググラスや積層ガラス、フュージングガラス、ダルドベールなど数多くの装飾ガラスを製造販売している。もともと芸術品として扱われていたものを、より身近な建築資材として商品化したことが高い評価を受け、不況下にあっても着実に業績を伸ばしている。
 設立は1981年4月。78年にニット製品を製造販売する会社を廃業、新たな道を模索していた山本善文現会長が、装飾ガラスの美しさに魅せられ創業した。現在、国内の装飾ガラス製造者は、アーティスト数人で構成する「工房」がその大半を占めているが、同社は約30人の社員で、規模、業績とも業界トップの地位にある。客先はホテルやレストラン、公共施設、チャペル、病院、住宅などが中心だが、最近は百貨店やブランドショップの内外装に採用されるケースも多くなってきた。
 同社の強みはなんといっても技術力の高さ。さまざまな個性を持つガラス同士を電気炉を使って溶かし美しい形状に仕上げるフォルニFや泡一つ入れることなく接着を重ねていく積層ガラスをはじめ、ライトを当てると絵柄が浮き出てくるルミアートなど20種類を超える技法をマスターしており、顧客から聞き取ったイメージを忠実に表現できる。

社員は「アーティスト」

  「芸術性が求められる商品だけに製作に当たる人の技量がモノを言う」(山本会長)。このため早くからデザイン学校や美術・芸術大学の卒業生を採用して、装飾ガラスの魅力や奥深さを教え込む一方、米国やイタリアなど海外にも連れ出し、本場の工房を見て回るなど人材育成にも余念がない。「感性を磨かないと作品のレベルが向上しないから」(同)と強調する。
 また芸術作品を、営利追求の商品として販売するため、「社員のアーティストとしての考え方を70%尊重し、残る30%は会社の方針に従ってもらっている」(同)というのもユニーク。「アーティストは自分の感性で作りたい作品を手がけ、思い通りにできれば満足するが、それが売れなければ、商売にならない」(同)からだ。この方針がアーティストのヤル気を損なわずに独創的なデザインやアイデアを引き出し、同時に顧客満足度も高める原動力になっている。

漆や藍染の味わいを再現した「彫刻ガラス絵」/

漆や藍染の味わいを再現した
「彫刻ガラス絵」

Onepoint

芸術に製造技術を融合

 VBとして事業を次々に拡大してきた。自身が起業に苦労した経験が、多くの新たな起業家を育てようとの気持ちにもつながっている。


掲載日:2009年8月10日

愛知県製造業

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