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元気印中小企業


赤外線カメラで建物の老朽化を診断 [エムディーネット]

小畠武志社長

小畠武志社長

会社名 エムディーネット(株)
代表者 小畠武志社長
業種 建物検査診断業
所在地 横浜市磯子区中原2-19-16
電話 045-769-2877

温度変化から異常を解析

 建築を学び建築設計・監理などを手広く手掛けていた小畠武志社長は80年代、赤外線を用いた建物の調査・診断を事業化しようと思い立った。建物の外壁に赤外線を当てて撮影すると、外壁のはく離がある箇所の温度が周囲と違うという解析方法だ。
 試行錯誤を続けるうちに、温度差がある部分に何か異常があるのでは、といった推測だけでなく、温度変化とそのパターンによって「外壁の表層劣化」や「壁体内の結露」、「断熱材の欠落」といった建築物の異常・老朽化現象を診断する画像解析ソフトの開発にまでたどり着いた。壁体内の漏水などは90%以上の精度で探し当てることができる。

打診より短期間・低コストで

 開発したソフトをもとに住宅など建築物の診断サービスを始めたが、建築会社や住宅メーカーなどから同ソフトへの問い合わせが多数寄せられたことから、赤外線カメラとともに販売し、この「診断方法」の技術講習も合わせて外販することにした。
 足場などが必要な一般的な打診調査に比べて、短期間・低コストで建物の調査ができる。例えば4階建て延べ床面積900平方メートルといった建物の外壁はく離を調べる場合、建物から15メートル離れて100枚程度を撮影、診断ソフトにかけて数日から10日間程度で診断を下すことができる。騒音を出さないことから、夜間の調査も可能だ。
 住宅メーカーのリフォーム事業などのツールとして注目されているほか、同社は国や自治体の公共建築の補修・保全向けの需要もあるとにらんでいる。またカメラを持った各地のユーザーから、インターネットを使ってデータを送ってもらい、診断結果をメールで送り返すサービスも拡大しつつある。

温度変化とそのパターンで建物の異常を診断

温度変化とそのパターンで建物の異常を診断

Onepoint

信頼できるリフォームに

 リフォーム市場は有望と言われ続けて久しいが、老朽化などの診断が不正確・不透明ではないかと一般の消費者に考えられているきらいもある。リフォーム業界に対する信頼感を高めるためにも、精度の高い解析ソフトは今後、大きな需要を得るだろう。


掲載日:2009年5月15日

建物検査業神奈川県

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