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元気印中小企業


豪雪地帯で住宅屋根の融雪システム普及図る [アオヤギ]

青柳和央社長

青柳和央社長

会社名 (株)アオヤギ
代表者 青柳和央社長
業種 電気機器製造業
所在地 山形県東村山郡山辺町大字山辺2787-5
電話 023-664-7738

太陽光発電とのハイブリッド

 東北地方では、道路の除雪・融雪や屋根からの雪下ろしは冬の風物詩のひとつ。ただ、地域経済に圧し掛かる負担は小さくない。とくに雪下ろしは高齢化の進む地域では、深刻な問題となっている。
 アオヤギが開発した屋根用発電システムは、太陽電池モジュールと電熱線を使った融雪ヒーターを組み合わせたもので、1枚で発電と融雪の機能を発揮する。03年夏に発売し、山形県内を中心に一般家庭向けとして話題を呼んでいる。

融雪向けを上回る発電量

 このシステムの太陽光発電部分は三洋電機のモジュールを使った。このモジュールが横131センチ×縦89センチメートルのサイズで出力200ワット。このモジュールの裏側にシリコン・カーボン系で、遠赤外線も放射する極細線を2万4000本束ねたヒーター線ユニットを張り付けた。ヒーターの消費電力は100ワット以下で、つまり発電量の2分の1以下で融雪が可能。発電効率を高めて消費電力を低減した。これまでの屋根用融雪ユニットと違い、融雪しながら余剰の出力が得られることが最大の特徴だ。
 システムには気温マイナス5度以下か降雪時にヒーターを作動させるセンサーを取り付けた。降雪時には通常の系統からの電力で融雪するが、好天時に太陽電池がフル稼働して、冬でも発電の収支は「黒字」だ。オール電化住宅に設置すれば、10年程度で設置コストを回収できるという。

表は太陽電池(写真左)、裏にはヒーター

表面は太陽電池(写真左)、裏面はヒーター

Onepoint

地場企業が技術力を発揮

 豪雪の山形・村山地域では、地場の中小企業が融雪技術でしのぎを削っている。同社も建設関連の事業から融雪技術の研究開発へと進み、着実な成果を上げている。住宅用への普及のほか、今後は公共施設の屋上全面を発電ファームとするなど新しいアプローチも模索中だ。


掲載日:2009年4月24日

山形県製造業

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