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元気印中小企業


普及期に突入した新技術・光ダクトに磨きをかける [マテリアルハウス]

新井秀雄社長

新井秀雄社長

会社名 (株)マテリアルハウス
代表者 新井秀雄社長
業種 非鉄金属加工業
所在地 東京都大田区仲池上1-19-3
電話 03-3751-5158

環境と健康に貢献

 「太陽光を取り込み鏡のダクトで反射させ、オフィスビルなど奥まった箇所でも、そのまま照明として使えるダクトシステムが同社の主力製品。省エネルギー効果が高く二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献するほか、心地よい空間を提供する新技術として注目を集めている。「光ダクトの原理は鏡遊び同じ。ただ、建物に直接組み込まれる装置なので、一度取り付けると交換できない。そのため、正確な性能予想など高度なエンジニアリングが必要」(新井社長)という。12年以上の開発期間と初期施工施設の追跡調査実績から、大手企業での採用が始まるなど「本格的な普及期に入った」(同)と分析する。

追尾装置を使わずに自然採光

 「太陽は季節によって高度が変わるため、自然採光は安定した照明としては、安定した照明としては使いにくいものだった」(同)という。通常、太陽光を安定的に取り込むには、コンピューター制御された追尾装置が必要となる。これに対し、同社のダクトシステムはアルミニウムシートでできたダクトで太陽光を反射させて室内に自然光を導くため、追尾装置が不要となる。
 このダクトシステムを改良し進化させたのが、「光シャワー」と「指向性光ダクト」。光シャワーは、太陽の位置に関わらず広い範囲に光を拡散できる技術。高い吹き抜けの最上部に同社が開発した集光装置を乗せるだけで、吹き抜けの奥まで自然光を送ることができる。「指向性光ダクト」は、太陽がどの角度にあっても一定の場所を照らし続けることが可能。「移動する太陽光の勝者方向を追尾装置を使わずに制御できる画期的な技術」(同)と胸を張る。駆動音がなく静かで、メンテナンスも不要という特徴もある。
 光ダクトのもう一つの進化形として注力しているのが「木漏れ日型光ダクト」。光ダクトで集光した光を特殊な装置を使って「木漏れ日」のように拡散させる。また、光ダクトの応用技術として開発中の「ラインライト」は、つなぎ目のないロング照明システムで、関東経済産業局の「新連携」に認定された。新しい照明器具として製品化を急ぐ 。

新装置の「木漏れ日型光ダクト」

新装置の「木漏れ日型光ダクト」

Onepoint

社員一丸の成果

 光ダクトのイメージを前面に打ち出すため、社名を03年3月に東京伸銅から現在の社名に変更した。新技術開発の過程では、都や雇用・能力開発機構などの各種助成制度を活用している。新井社長は「使えそうな制度を社員がくまなく調査してくれた」(同)と誇らしげに語る。


掲載日:2009年4月21日

東京都製造業

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