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元気印中小企業


胡蝶蘭ビジネスで株式公開目指す [アートグリーン]

田中豊社長

田中豊社長

会社名 アートグリーン(株)
代表者 田中豊社長
業種 生花卸売業
所在地 東京都港区海岸1-14-24
電話 03-6823-5874

台湾、国内と生産網を確立

 胡蝶蘭の卸売りなどを中心とするアートグリーンの田中豊社長は、学生時代から「25歳になったら起業しようと考えていた」という。大学卒業後、ゴルフ場企画会社に就職し、多くの上場企業の役員らと面識を持った。「趣味を聞くと、園芸が必ず上位にくる」(田中社長)と、趣味としての園芸にはチャンスがあると考えて、ビジネスモデル創造に知恵を絞っていた。
 独立当初は生花の小売りを行っていたが、沖縄に生産拠点を設けることで、メーカーサイドに立ち、卸売り業へと事業を拡大することになった。沖縄の拠点は地元ゼネコンがバブル期に建設した、温室を中心とする生花生産工場を購入したもの。取り扱う品商品は、生花の中でも最高級品である胡蝶蘭に着目した。
 胡蝶蘭の市場価格は安定しているため、生産コストの低減することで利益確保を狙った。小さな「フラスコ苗」を沖縄で生育、台湾の生産農家に輸送して開花少し前まで育ててもらい、日本国内に再輸送し開花時期に合わせて出荷するというモデルを構築した。出荷までは2-3年間かかる。

大手企業の慶弔を引き受け

 さらに東京・大阪を中心に自社物流網を築き、夜間の配送にも対応できるようにした。胡蝶蘭の場合「夜の街」での需要も無視できない。そこで有名生花店と提携、同社が有名店の包装紙を使って、お店に配送する。このため配送車の中には社名が入っていないものもある。
 また安定的な売り上げを維持するには「大手企業の傘下にある商社との提携を広げていくことがカギ」(同)という。これらの商社はグループ内外の慶弔の取り仕切りを行うため、祝い事の蘭やバラ、お悔やみの菊などを一手に引き受けると、大きな売り上げとなる。親企業から商社への発注を専用回線で直接同社が受ける仕組みを構築中だ。

出荷を待つ胡蝶蘭

出荷を待つ胡蝶蘭

Onepoint

「趣味」への着目が第一歩

 有名店、高級店はいくつもある生花業界だが、生産面から一貫したシステムを構築し、さらに全国への配送網を整備しつつある企業となると、実際にはあまりない。趣味の園芸への着目から始まって、数年後には業界初の株式公開を目指す。


掲載日:2009年4月20日

卸売業東京都

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