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元気印中小企業


金属ベルトのファブレスメーカー [ディムコ]

多賀哲夫社長

多賀哲夫社長

会社名 (株)ディムコ
代表者 多賀哲夫社長
業種 金属加工業
所在地 神奈川県横浜市磯子区磯子3-3-21 江戸徳ビル
電話 045-352-7888

会社設立の夢を実現

 動力伝達や搬送コンベヤなどに使う金属ベルトのファブレスメーカー、ディムコの多賀哲夫社長は工学を専攻していた大学時代から「いつかは会社を興したい」と思い描いていた。欧州留学後、電機部品や機械部品などを扱う商社に勤務し、この時すでに米国製の金属ベルトの輸入もしていた。
 商社として1986年に独立した当初も多様な部品を販売していたが、その中から売れ筋として半導体メーカーなどから高い評価を集めたのが金属ベルト(ステンレス製)。樹脂ベルトと比べてゴミが発生しない、熱伝導性が高い(その結果、加熱、冷却が素早くできる)、洗浄が容易、と、たしかに半導体の製造工程向きだ。単品のコストは上がるが耐久性も高い。
 こうして金属ベルトの専門商社としての地位を確立したが、扱い量も増え短納期化も求められるようになり、協力工場を探し国内生産を始めるようになった。ディムコは研究開発・設計に専念するファブレスメーカーとしての位置づけで、現在は30人の社員の半数以上を開発部門に投じている。横浜市から安価で借りた研究スペースも、600平方メートル以上に拡大した。
 技術的な試行錯誤は絶えず続けている。例えばベルトを薄くすることなどでベルトの駆動部(プーリ)の外径を小さくし、ラインの省スペース化につなげた。また、ベルト両端の溶接技術を改良するだけでなく、パイプを圧延して作る「溶接部のないベルト」も可能となった。

半導体から食品まで

 専門商社時代も、改良を重ねた自社製品を販売する今も、国内市場でオンリーワンの地位を保っている。とくに現在は電機・半導体だけでなく、清潔度が要求される食品などの幅広い分野、さらに海外からの引き合いも増えている。「オンリーワンになれば自然にナンバーワンになれるはず。そのためには高い技術力しかない」(多賀社長)という。今後は食品をはじめとする新分野の開拓や、ベルト単品だけでなくセンサーを組み合わせた制御システムなど、より付加価値の高い製品への取り組みも進める。このほかにも、新素材の研究など挑戦テーマは数多いようだ。

動力伝達、搬送と用途は広い

動力伝達、搬送と用途は広い

Onepoint

ユニークな製品に人材も集まる

 原理的には難しくなさそうな製品だが、さまざまな研究を重ねて、独自商品として確立できた。金属ベルトの技術的面白さにひかれて、学生、社会人とも優秀な研究スタッフが集まっているという。


掲載日:2009年4月16日

神奈川県製造業

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