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元気印中小企業


デジタル・プロモーションの普及図る[アビックス]

時本豊太郎社長

時本豊太郎社長

会社名 アビックス(株)
代表者 時本豊太郎社長
業種 製造業
所在地 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-1
電話 045-670-7711

残像効果に着目

 アビックスは発光ダイオード(LED)を使った大型画像装置によって、プロモーションのための「看板」の概念を、大きく変えようとしている。
 同社は1990年代の、まだLEDの価格が高かったころ、ヒトの目の残像効果を生かした低コストのLED表示機を開発して注目を集めた。LEDで文字などを表現するためには、ある程度の数のLEDがドットとして並んでいなければならない。しかし、LEDの点滅を一定方向に流す(スクロール)と、目に残る残像により、びっしりと張り巡らさなくても、少ない数のLEDで画質を落とさないですむ。LED使用数が少なければ、当然低コストになるというわけだ。地下鉄トンネル内で、通過する車両から見て画像が流れる表示装置に使われるなど、各地で注目を集めた。
 さらに一歩進めて、画面がスクロールしなくても少ないLEDでクリアな画質を得られる技術を開発した。通常、毎秒30フレームで送る信号を、毎秒120フレーム送ることにより、4倍の解像度を「仮想的」に得られるようにした。すなわち、LED数がそれまでの4分の1で済む勘定になる。

タイムリーに情報を表示

 この「サイバー・ビジョン」技術を、まず店舗のネオン看板として売り込んだ。軽量・薄型のネオンとして、パチンコ店で急速に普及したほか、自動車ディーラーなど幅広い業種のプロモーションに使われつつある。
 この「電子看板」で放映するコンテンツを同社で製作し、電子看板のオーナーとの年間契約で提供するほか、この電子看板を使ってインターネットのビジネスモデルであるアフィリエイト広告事業にも乗り出した。電子看板のオーナーは、自社広告の合間や空き時間に第二者広告を流すことができる。こうした電子看板のネットワーク化は、広告の世界で話題になりつつあるデジタル・サイネージを実践するものだ。
 また同社は小型電子看板「i−board」の開発に着手し、携帯電話で自由かつ簡単に文字情報を表示できるシステムを完成させた。小売店が「売れ筋情報」などをリアルタイムで店頭から発信するなど、活用法は広がりつつある。
 同社は優れた技術に裏打ちされた「電子看板」の製造だけでなく、デジタルプロモーションの有力な担い手として新たな成長を遂げつつある。

ビル外壁から情報発信

ビル外壁から情報発信

Onepoint

デジタル・プロモーションの将来探る

 スタジアムで使われるような大型表示装置も、ごく軽量でブラインドを取り付けるような感覚で、都心のビル外壁に導入され始めている。LEDの性能・特性を生かして、デジタル・プロモーションの可能性を模索している。


掲載日:2009年4月 8日

神奈川県製造業

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