本文とサイドメニューへジャンプするためのナビゲーションスキップです。

スタートアップガイド

J-Net21 中小企業ビジネス支援サイト

  • J-Net21とは
  • スタートアップガイド
中小機構
  • メルマガ登録
  • RSS一覧
  • お問い合わせ

HOME > 経営をよくする > 元気印中小企業

元気印中小企業


標準歯車のトップメーカーが新製品開発を加速[小原歯車工業]

小原敏治社長

小原敏治社長

会社名 (株)小原歯車工業
代表者 小原敏治社長
業種 工業用歯車製造
所在地 埼玉県川口市仲町13-17
電話 048-255-4871

業界のスタンダードに

 小原歯車工業は標準歯車のトップメーカー。標準歯車は、歯数や大きさなどの形状、鉄やプラスチック、ステンレスなどの素材別に独自の規格で製造する歯車で、同社の「KHK標準歯車」はいわゆる「KHK規格」として、業界でも圧倒的なシェアを誇っている。メンテナンス体制の整備に力を入れており、交換が迅速にできる。「30年前の歯車が壊れても、すぐ納入できる」(小原敏治社長)と自信を見せる。
 同社の設立は1947年。KHK標準歯車を製品化したのは1955年で、半世紀にもわたって供給を続けてきた。その品目は今では約4000種にものぼり、「そのまま業界スタンダードになった製品も多い」(同)という。新製品開発に継続的に力を入れてきた証左だ。
 2003年春に市場投入した新締結機構「Kクランプ」も、業界のスタンダードになる可能性を持った主力商品と位置づけている。これは、ネジ1本で簡単に歯車を軸に取り付けることができるもので、従来方法に比べて加工コストが大幅に削減できる。これまで歯車を軸に固定する場合、補助部品を付けたり軸に加工をしたりと手間とコストがかかっていた。
 Kクランプは、歯車自体に特殊工具で割り溝加工を施し、ボルトで加圧する仕組み。取り付け・取り外しも簡単にできるので歯車の位置決めが簡単にできる。締結機構が歯車と一体化しているため、スペースもとらない。

標準品に追加工

 Kクランプは順次、標準歯車に採用していく計画。同社はこのほか標準の歯車に加工を施してユーザー仕様にする「追加工」という新たな取り組みも本格化している。
 この追加工体制を強化するために、現在同社は本社工場の改修の真っ最中。総工費は6億円で、完成したのは05年3月。標準歯車の流通を止めないよう、工場の4分の1ずつを工事し、操業しながら改修を進めている。
 追加工歯車は、特注歯車と標準歯車の特徴を併せ持っているため、顧客のニーズは大きいと見ている。まだ同社売り上げ全体5%程度だが、ラインや人員の増強を進め、まずは10%以上に高める方針だ。

「KHK規格」として、業界内シェアは圧倒的

「KHK規格」として、業界内シェアは圧倒的

Onepoint

次期の主力商品を育てる

 追加工歯車は、これまで同社を支えた標準歯車と特注歯車という、両方の歯車から生まれた発想。ユーザー仕様に即座に対応できるとあって、今後の主力製品に成長しそうだ。


掲載日:2009年4月 6日

埼玉県製造業

最近の記事


このページの先頭へ