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元気印中小企業


「商流」を踏まえ物流改善システムを提案する[アトムエンジニアリング]

片岡泰三社長

片岡泰三社長

会社名 (株)アトムエンジニアリング
代表者 片岡泰三社長
業種 ソフトウエア
所在地 栃木県宇都宮市御幸ヶ原町10-44
電話 028-662-0808

市場と商材を見定め攻めの営業

 アトムエンジニアリングは、製造・物流管理システムのソフトウエアを開発・販売している。社名のATOM(Attack Technological team of Marketing)は、片岡泰三社長が約30年前に耳にした、大手電機メーカーの特異な営業戦術にちなんで名付けた。小売店を経由する従来型の製品販売ではなく、異業種に拡販する取り組みが脚光を浴びていたという。その中核部署の愛称がアトム部隊。それを模して命名した。
 その精神は、「Attack(攻めの)営業」。技術者が受け身の姿勢に陥りがちな中で、「自分たちでマーケットと商材を見定める」(片岡社長)ことを主眼としている。「ソフトウエアの会社は、技術と経験の積み重ねで信頼を得る」(同)からだという。そこにアトムエンジニアリングの戦略がある。
 情報技術(IT)機器を活用し、オフィスや現場の改善を提案するソフトウエア業界は、企業の乱立が百花繚乱(りょうらん)ともいえる状態で、対象とする事業の間口が広い。そこで同社は、倉庫や物流センター、製造現場のロジスティクスを主戦場に選んだ。「絞り込むことによって、中小企業でも市場を深耕できる」(同)からだ。

上海に事務所開設、第二創業期と位置づけ

 同社のコア技術は「通信制御」。倉庫などで、モノ(箱)の動態をセンサーと端末の両方を使って管理する。その技術を具現化したのが、物流倉庫管理システム「KANZEN」シリーズだ。
 同システムは、入庫から出庫、出荷までの一連の工程をコンピューター上で一元管理する。ベルトコンベヤーやフォークリフトに自動位置認識端末を装着し、モノの動きをリアルタイムで捕捉する。同時に、受発注費用や保管料など、各工程で発生する費用を、システム内に請求データの作成機能を持たせたことにより、モノの流れと連動してデータ化できる。
  「OA機器上での作業を『商流』、モノの動態管理を『物流』と位置付け、その両方の管理システムを提供する」(同)のがこだわりであると同時に、勝ち残り戦略だと強調する。
 03年には中国・上海に事務所を開設した。国内で設計したプログラムの生産を担当している。日本企業が中国・アジアにシフトし、「現地法人でも、国内と同様の管理システムを求められる」(同)。その需要拡大をにらんで進出した。現地とは、テレビ会議とメールで緊密な連携を図っている。
 創業から四半世紀をすぎたが、まだ成長期はきていないという。創業期、停滞期、転換期を経て、今を第二創業期と位置付ける。物流改善に向けて「Attack」はまだまだ続く。

アトムエンジニアリング社屋

アトムエンジニアリング社屋

Onepoint

物流改善の提案力が強み

 製品(モノ)がメーカーから消費者の手に渡るまでの情報を一元管理する「SCM(サプライチェーンマネジメント)」を、片岡社長は伝票上の作業である『商流』と位置付ける。一方、モノの動きそのものを絶えずとらえることを「SCL(サプライチェーンロジスティクス)」とし、その両方で物流改善を提案できることが同社の強みとなっている。


掲載日:2009年3月 5日

IT栃木県製造業

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