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元気印中小企業


独創的なアイデアと技術で業界をリード[ラインワークス]

田村修二社長

田村修二社長

会社名 (株)ラインワークス
代表者 田村修二社長
業種 溶接ロボット支援システム開発・製造
所在地 千葉市花見川区千種町53
電話 043-250-0165

27期連続の黒字経営

 ラインワークスは溶接支援ロボットやポジショナー、周辺装置の設計から製造、販売までを一貫して手がける。08年3月期の売上高は約12億4000万円で、81年の設立以来、27期連続の黒字経営と安定している。92年には3軸ポジショナー「スケットシリーズ」を開発。これまでにないワーク姿勢と作業位置の自由度の高さからヒット商品となった。また「パイの縮まることが確実な国内にとどまっていても成長は望めない」(田村修二社長)と考え、3月に中国の江蘇省大倉市に自動溶接システムの製造・販売会社を設立し、中国に進出している。
 84年、千葉市内で解体機を製造する会社社長の好意により、同社敷地内にある工場(延べ床面積約2600平方メートル)の無償貸与を受けた。これを契機に自動溶接支援ロボット周辺装置やポジショナーの製造を本格化。溶接用ポジショナー「スケットシリーズ」や自動溶接ロボットとポジショナーが一体化した溶接ロボット支援システム「スーパースケットロボシリーズ」と、矢継ぎ早に独自開発の機械を製品化した。これまでに両シリーズ累計で900基を販売している。1月には中小企業研究センター(東京都台東区)から「第41回グッドカンパニー大賞優秀企業賞」を受賞するなど、技術開発力、経営力の高さは折り紙付きだ。

受注から生産までコンピューターで一括管理

  同社の強みは、田村社長が溶接の生産技術員としての経歴をもっていることが大きい。ユーザーの視点に立った製品開発ができ、「どう設計すれば使いやすいか肌でわかる」(同)という。また、ITを活用した生産性向上にも力を入れる。同社の売上げは4割がセミオーダー、残りの6割が完全オーダーメード。「効率的に生産することが必要」(同)なことから、ITを使った生産管理体制の整備を進めている。製品の受注から生産までをコンピューターで一括管理する受発注システムを確立。標準部品の管理、顧客管理などを効率的に行えるようにした。06年には経済産業省から「IT経営百選奨励賞企業」に認定された。
 同社が狙う市場は国内だけではない。3月に中国・江蘇省大倉市に設立した自動溶接システム製造・販売子会社は、売上高で10年後の2018年に80億円を目指す。08年8月からは同子会社を通じ、旋回軸受など加工部品の輸入販売事業に乗り出す。当初、自社内で使う部品のみの仕入れを予定していたが、中国の鋼材価格が日本と比べ20%程度低いことなどから、日本製よりも約30%安い価格帯で加工部品を販売する。
 独創的な製品の開発と製品化によって業績は右肩上がりに拡大。2012年には単体売上高30億円、世界一のポジショナーメーカーを目指す。

工場内で製造中のシステム

工場内で製造中のシステム

Onepoint

開発提案型の姿勢を貫く

  中堅建設機械メーカーで溶接の生産技術員として勤務していた際に、溶接現場の過酷な作業環境に触れて「溶接自動化の時代が必ず来る」と確信。技術員時代の経験が今に役立っている。常に独創的なアイデアと技術で業界をリードする製品開発を行っており、イノベーション精神にあふれている。「我々はメーカーであって、下請けではない。顧客の言いなりのモノづくりはしない」という言葉には技術者としての誇りと、開発提案型の企業でありたいという思いがにじんでいる。


掲載日:2008年8月13日

千葉県海外展開製造業

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