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元気印中小企業


「魅せる光」へのこだわりで躍進[トキ・コーポレーション]

時枝直満社長

時枝直満社長

会社名 トキ・コーポレーション(株)
代表者 時枝直満社長
業種 電気機器
所在地 東京都大田区大森北3の43の15
電話 03-5763-6121

装飾照明のトップブランドへ

 以前はクリスマスなど限られた期間しか見られなかった街のイルミネーション。だが現在では年間を通して、夜の街を彩り人の目を楽しませている。この装飾照明の分野でトップブランドの地位を築いているのがトキ・コーポレーションだ。
 設立は71年。海外の新技術や新素材を紹介する技術情報サービスでスタートしたが、その過程で米国の照明器具メーカーとの出会いがあった。そのメーカーはアミューズメント施設などに装飾照明器具を多数納めており、建物や室内を効果的に彩る装飾照明という有望な市場があることを知った。
 こうした情報を得て、「扱っていた樹脂フィルムや表示用小型電球などの技術を組み合わせれば、より良い装飾照明ができる」(時枝直満社長)と確信。ただちに開発に着手し、81年に初の自社ブランド製品である「トキスター・テープライト」の販売を始めた。
 当時、装飾照明の主流は、透明パイプに小型電球を数十個入れたものだった。だが電球が一個切れるとブロック全体が消えてしまうという問題があった。これに対し同社のテープ状のフラットケーブルに電球を配した製品は、すべての電球が電気的に独立したパラレル回路構造のため、切れた電球だけを交換すればよくメンテナンスが容易。
 このためラスベガスのカジノをはじめ多くの施設に導入され、米国でのシェアを急激に高めていった。86年にはディズニーのテーマパークに採用され、一躍、知名度を上げ、日本国内施設への採用も拡大した。

LEDでも独特の製品を開発

 また屋外のみならず、高級ホテル、店舗、劇場などの室内を光で美しく演出する間接照明器具「アドバンテージ」も国内外で需要が広がり、同社のブランドを盤石なものにしている。
 同社の製品開発に一貫しているのが「照明本来の機能や美しさを引き出す」(同)という姿勢だ。この結果、例えば電球の反射板は通常、凹形状をしているのに対し凸状。これはあえて光を乱反射させ、むらのない美しい光を実現するためだ。また電球のソケットは、光を遮らないよう薄型にしている。
 次世代照明として注目されている発光ダイオード(LED)照明でも、目にやさしい「全方位発光型」など独特の製品を開発し好評を得ている。芸術に終わりがないように、同社の美と技術を融合する実験は限りなく続く。

欧州カジノでの間接照明の採用例

欧州カジノでの間接照明の採用例

Onepoint

夢と楽しさ、美しさを追求

 「夢、ただ今、実験中」。同社の企業理念である。「良い畑には、良い果実が育つ」との確信のもと、「社員が生き生きと過ごせる会社にすることが最大の経営目標」(時枝社長)だ。自由な雰囲気から創造的な仕事が生み出されるとし、社長も社員も基本的に私服。こうした文化の中から、凸型拡散反射板や全方位発光型LED照明など意表をつく製品が生み出された。「美しい照明へのこだわり」の強さが、他の追随を許さないトップブランドの地位につながっているといえそうだ。


掲載日:2007年10月31日

東京都海外展開製造業

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