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元気印中小企業


紙の芸術−ペーパークラフト[紙宇宙]

山崎勝利社長

山崎勝利社長

会社名 (株)紙宇宙
代表者 山崎勝利社長
業種 紙製品の企画・デザイン・制作・販売
所在地 東京都新宿区下宮比町2番14号飯田橋KSビル2F
電話 03-3513-5810

実用品も紙で

 紙宇宙が提供するペーパークラフト「パピーラ 戦艦コンスティテューション」は、78年に流行した大人向け紙工作の復刻版だ。紙で作られているとは思えないほど精巧なつくりであるだけに、完成に10時間くらいかかるという。じっくりと時間をかけて楽しめるうえにインテリアにもなる。帆船のほかにレトロな乗用車や戦闘機などのモデルも取りそろえている。
 設計はペーパークラフトデザイナーの高橋孝一氏が手掛けた。ペーパークラフト一筋40年の大ベテランで、同社が提供する紙商品のメーンデザイナーである。パピーラはストックされていた当時の作品を基に再現したという。
 このほかアニメ作品とのタイアップ商品も提供している。期間限定で発売した宮崎駿監督の映画「ハウルの動く城」をモデルにしたペーパークラフトは、インターネットで無償提供したところ30万件以上ものアクセスがあったという。
 アート以外の実用品も多く提供している。扇子・帽子・メガホンなど一見、紙とかけ離れたものを紙で作る。メガホンはポップコーンの容器にもなるうえに、たためばうちわとしても使える。紙ならではの特性を生かした多用途商品である。マーケットニーズやクライアントニーズに応じて、販促ツールやノベルティなどマーケティング活動を兼ねた商品も多く手掛けている。

すべて紙で作るこだわり

 扇子の留め金や卓上カレンダーのスタンドは金属やプラスチックを利用している商品が多い。同社が提供する商品はこれらのパーツも紙で作ることに徹底している。
 同社の理念は、紙の素材性を生かして地球環境にやさしい紙製品を提供することだ。どんなに小さなものでも紙に置き換えられるものはすべて紙で作る。廃棄性、リサイクル性、安全性など紙素材は環境面で優れた点が多い。すべてのパーツを紙で作るこだわりは、この利点を最大限に活用しようという企業理念に基づく。
 長年かけて培ってきたノウハウを伝承するべく、ペーパーエンジニア育成事業にも力を入れている。紙工作の制作にはスキルと経験が欠かせない。ソフトウエア技術の進化で3次元の世界を表現することは比較的容易になった。しかし、その表現を紙工作の世界に変換するプロセスは人から人でないと伝えられない。
 06年の8月に秋葉原UDXビルで紙工作の制作工程を体験する教室を開き好評を得た。今夏も同様のプログラムの開講を検討中という。

パピーラ復刻版帆船

パピーラ復刻版帆船

ワンポイント

大人も胸を躍らせる空間

 サッカーボールの貯金箱、ペン立て、オペラグラス、迫力のある恐竜のオブジェ−。紙でできた芸術品がずらりと並ぶ本社ショールームは大人でも思わず胸を躍らせてしまう空間だ。紙工作は誰もが小さいころに夢中になったことがあるだけに、子供心はもちろん大人の心も虜にする。こんなものが紙でできるのか−そんな驚きをこれからも世間に与え続けてほしい。


掲載日:2007年7月11日

加工東京都製造業

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