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元気印中小企業


鳥害防止装置のトップメーカー[大阪ウィントン]

杉本俊二社長

杉本俊二社長

会社名 大阪ウィントン(株)
代表者 杉本俊二社長
業種 鳥害対策工事・器具の販売
所在地 大阪市住之江区浜口西3の5の20
電話 06-6676-2812

ユニークな装置開発で業界をリード

 都市部を中心に鳥害が深刻化している。ゴミ袋をあさるカラスにふんをまき散らすハト。さらに近年では鳥インフルエンザの影響も大きい。野鳥のふんに含まれる病原菌が、世界中で猛威を振るう鳥インフルエンザの原因とも言われている。鳥害は日々深刻さを増している。
 大阪ウィントンは鳥害防止装置の分野でトップメーカー。鳥類が生物磁石を持つ性質を利用し、ワイヤに地場を発生させる磁石を取り付けた鳥害防止装置を初めて開発した業界のパイオニアだ。体内の磁石を狂わせて鳥を寄せ付けないようにするこの装置をはじめ、同社は施工会社を通じて全国で3600件以上の実績を持つ。大阪城やスポーツ施設「京セラドーム大阪」にも取り付けた。
 鳥の天敵、ハヤブサに似せた「疑似鳥」も話題になっている。先ごろは中国・上海浦東空港にサギ類などの害を防ぐ鳥類飛来防止装置を設置した。全長8メートルの回転式アームの先端に、サギの天敵ハヤブサに似せた疑似鳥を取り付けた。疑似鳥は羽ばたいて威嚇効果を出すほか、耳をつんざくような声(120デシベルの電子音)が50メートル先にまで届くよう設計されている。
 06年には「バードストッパー電気震動タイプ」を新たに発売。ワイヤに微弱な電流を流し、電気ショックを発生させる。ビルの外壁などに設置して、電気振動により鳥を近づけないようにする。電流を流すための電力も据え付けソーラー発電システムを使用するので、電気工事も必要なく簡単に設置できる。

施工主へ予防設置を呼びかける

 「これからは予知予防の時代」と語る杉本社長。近年では建物が完成する前の予防措置として装置の設置を施工主に勧めている。同社の装置は高所に設置する場合が多いため、建物完成後では設置に足場の再構築が必要となる。この結果、かかる費用が10倍近く増すという。
 予防設置は建物完成前に行われるので、当然、鳥害は発生していない。どこにどんな鳥害が発生するかわからない段階から、建物の設計図をもとに装置の設置を計画するには、長年多くの現場を見てきた経験と勘が必要だ。
 同社には設計や技術専門の担当者はいない。客先への営業から設置にかかわる設計までを営業スタッフが一人で担当する。生き物相手の装置だけに、数多くの現場を見てきた担当者の経験値がすべて。言葉でノウハウを継承しづらく、独特のカンが必要なビジネスといえそうだ。
 同社は業界では珍しく、装置に対する保証制度を設けている。期間は最大5年。設置した装置が保証期間中に効果がなかったり、別の個所に鳥害が発生したりした場合は、無償で再取り付けなどを行う。予防設置をすすめる同社はこの保証制度で、施工主からさらなる信頼を得ている。

取り付け事例写真

バードストッパーを取り付けた製粉工場。取り付け範囲には鳥が寄りつかない

ワンポイント

責任施工と効果保証で信頼を得る

 大阪ウィントンは磁気を使用した鳥害防止装置の開発など、ユニークな商品開発で業界をリードする。豊かな経験を必要とする予防設置は、長年鳥害防止装置を扱ってきた同社だからこそ出来ること。保証制度など施工主向けのアプローチも旺盛だ。杉本社長は父親でもある杉本博昭前社長(現会長)から若返りを理由に社長職を託された。前社長時代から共に製品開発に関わり、自ら多くの現場を渡り歩いてきた。「責任施工と効果保証」をモットーに業界を引っ張る。


掲載日:2007年4月18日

大阪府製造業

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