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元気印中小企業


燃費効率向上にかける[ビー・テック]

橋本賢一社長

橋本賢一社長

会社名 (株)ビー・テック
代表者 橋本賢一社長
業種 燃焼促進装置の製造・販売
所在地 大阪市北区天神橋1の17の2の303
電話 06-6358-9591

自動車の燃費を向上

 ビー・テックは燃費効率を向上させる、自動車向け燃焼促進装置「G−シリンダー」と船舶用装置「PCM」を販売している。遠赤外線領域の電磁波を発生させ燃料に照射、不完全燃焼の原因である燃料分子の絡まりを解消することで爆発しやすくし、燃費が向上する。橋本賢一社長は「実証実験でも驚く結果がでている」とモニターの評価を受け止める。
 同社の製品は燃費向上に加え、トルクアップや振動の低減、排ガスに含まれる一酸化炭素や窒素酸化物(NOx)が減少するといった効果がある。G−シリンダーは燃料ホースを包むように装着する。ディーゼル車での実験ではNOx約6・5%減、一酸化炭素約16・5%減、炭化水素約63・5%減、二酸化炭素約8%減と排ガスの有害物質を削減する能力を発揮。ガソリン車では燃費が25−50%向上、ディーゼル車でも7−25%向上できた。
 90年に設立して以来「セラミック一筋」で研究開発を進めてきた。これまで、自動車向けの排ガス浄化触媒装置や特殊コーティングした鍋などさまざまな製品を販売してきた。発生したガスを回収して分解・再燃焼させたり、フィルターで除去したりする従来の排ガス除去装置に対して、同社の装置は燃料中の有害物質を除去し改質してから燃焼させるのが特徴。01年に燃料ホースに直接つなぐ触媒「フューエルコンディショナー」を発売。06年からは燃料ホースの切断が不要なG−シリンダーをメーンで販売している。高い燃費向上率で個人から法人まで引き合いが増加。「石油の高騰が追い風になった」(橋本社長)と理由を語る。

多用途に展開

 同触媒の特徴は、硬質アルマイト処理のアルミ容器に入った、カーボンナノチューブなどセラミック素材の液体だ。液体中の各分子がプラスに帯電しており、アースさえつなげておけば、半永久的に遠赤外線領域の電磁波を発し続ける。遠赤外線を照射した物質では分子が単分子になり燃料成分が改質される。自動車燃料だけではなく、あらゆる燃料を動力にする機械に対応が可能で「ボイラや発電機、トラックや船舶など大型機械向けの装置も開発している」(同)という。07年4月には船舶向けの「PCM」を発売。トラックやボイラ向け仕様も実証試験を行っている。
 また同装置の発する電磁波を関節痛など身体に照射させることで症状が改善したという報告もある。医療向けに身体に装着できる装置も開発を行っている。
 海外からの引き合いも増え、今後は国内と同様に販売網をいかに獲得するかが課題だ。しかし、口コミで業界に広がり、高い評価を得て多くの引き合いが舞い込む。同装置で2012年度には売上高500億円を狙う。

船舶向け燃焼促進装置『PCM』で10〜30%燃費が向上

船舶向け燃焼促進装置『PCM』で10〜30%燃費が向上

ワンポイント

広がる用途

ビー・テックは燃焼促進装置だけでなく、照明インテリアの販売を行う。ろうそくのゆらぎを再現した、音や風に反応するインテリア照明「光彩灯」は建築設計者から好評だ。燃焼促進装置の要素技術である硬質アルマイト処理をしたIH調理器向けアルマイト鍋を販売したこともある。橋本社長自ら楽しんで開発をしている。今後、多くの需要が見込まれる燃焼促進装置は冷温・高温のエネルギー保存効率も高いという。このため蓄温装置としての活用も見込む。


掲載日:2007年4月18日

大阪府自動車部品製造業

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