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元気印中小企業


自然健康食がコンセプトのドッグフードを開発[ビッグウッド]

大木政春社長

大木政春社長

会社名 ビッグウッド(株)
代表者 大木政春社長
業種 ペットフード製造・販売
所在地 東京都目黒区自由が丘2-2-11
電話 03-3723-3451

犬にも健康に良い食事を

 ビッグウッドは89年に設立し、自然健康食をコンセプトにしたドッグフードを開発・生産している。人間と同じく犬にとっても健康に長生きするためには食生活のバランスが大切だ。同社のドッグフードは原材料にこだわり、仕入れ先をホームページ上で紹介しているため飼い主は安心して犬に食事を与えられる。07年9月期の年商は3億5000万円を見込む。
 ビッグウッドを設立する以前、大木社長は建築関連企業の経営をしていた。事業は成功し資産もできたことから会社は役員に譲り、自分が本当にやりたい「健康で安心して食べられるドッグフード作り」に挑戦した。
 そもそも大木社長がドッグフードに関心を持ったのは、自分が飼っていた愛犬が皮膚病で亡くなる体験をしたからだ。「食事に原因があるのでは」と調べるうちに、廃棄肉を使うこともあるなどドッグフードの現状を聞き衝撃を受けた。安全で健康によいえさの研究開発のため米国の企業を訪問したり、国内の大学の研究室に相談したりしながら商品開発を進めた。現在の商品数は約250に及ぶ。
 原料はすべて国内産で化学合成添加物を含まない。アシタバ、ウコンなどのハーブ・自然素材や、飼料用肉ではなく食用肉の豚肉やラムなどを使用し人間でも食べられる安全な食べ物を提供する。また、既存のドッグフード販売だけでなく、犬の体調が悪い場合は獣医師の診断をもとに病状に合った療養食も作ってくれる。
 当然、同社製品の価格は他社より高いが、大木社長の思いが徐々に愛犬家にも理解されてきた。通信販売を中心に現在、同社の直接販売分だけで顧客は約3000人。代理店販売を希望する会社も多いが、製品や犬の特性を理解しコンサルティングができる会社にしか任せない。最近は動物病院やドッグスクールでの取り扱いが増えている。

犬の生活環境を整える

 ビッグウッドはドッグフードの生産だけでなく、犬の生活環境全体を考えた取り組みもしている。「健康長生きワンワン会」を02年に作り、1口10万円で会員になると犬が生きている限り商品を購入できるポイントを毎年付与する。飼い主が先に死亡した場合は、同社が犬を預かり生活を保障してくれる。
 06年には千葉県にドッグランやプールを備えたクラブハウスを開設した。ここでは犬が走り回り楽しむだけでなく、飼い主も犬の基本的なしつけの仕方や健康管理、犬種に合わせた飼い方などを学べる。
 大木社長は自らがトップブリーダーとなることで、自社のドッグフードの素晴らしさを証明しようとしており、06年からはドイツに長期滞在している。自社の食事で育てている同国原産のダックスフントが、骨格や気質、容姿などを競う国際畜犬連盟(FCI)のショーで06年に優勝した。

ペットとの共生

ペットとの共生

ワンポイント

犬の幸せを追求

 ペットを家族の一員として扱い、食事や健康などに気を配る飼い主が増えている。大木社長はまさにその先駆けとなって商品開発をしてきた。
 地域ごとにクラブハウスがある欧米に比べ、日本は犬の飼い方に関するレベルが低いという。ただ「かわいい」というだけで飼うのではなく、しつけや健康管理など飼い主に求められる責任は大きい。大木社長は犬の幸せを第一に考え商品開発や事業展開をしており、今後もペットフードを中心に犬をとりまくすべての環境を整えていく。


掲載日:2007年4月13日

東京都製造業

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