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元気印中小企業


一歩先を見据えたオンリーワン企業 [アオイ化学工業]

塩本千榮造社長

塩本千榮造社長

会社名 アオイ化学工業(株)
代表者 塩本千榮造社長
業種 その他製造業
所在地 広島市安佐南区相田1-1-26
電話 082-877-1341

技術開発提案型の営業展開

アオイ化学工業はコンクリート用目地剤、接着剤、補強剤など土木向け化学資材が中心のメーカー。専業が数少ない業界だが、業界のオンリーワン企業として常に一歩先を見据えて、新しい商品・技術に挑戦し続けている。
事業カテゴリー拡大を目指して、工事部門を分社化し、工事の施工・メンテナンス業務を担当するアオイテクノサービスを設立した。これで資材製造から工事施工・メンテナンスまでの一貫体制が完成した。同時にアオイ化学工業自体が施工管理まで担うことの弊害で、開発に手が回らなくなるという危惧からも解放された。
これまで沖縄サミット関連でコンクリート防水工法、愛知万国博覧会では国内初の橋面防水シートの機械張りに成功。業界から最も注目を浴びる企業に成長した。業界ニーズを先取りして、製品やそれを活用する機械の開発、技術開発を提案する営業展開が可能になった。
アオイ化学工業は独自資本の独立系企業。「どこにも気兼ねなくすべての業者を相手に仕事ができる」(塩本千榮造社長)ことも、提案営業の背中を押した。舗装業界からさまざまな提案を求められたり、開発ニーズが持ち込まれ、共同開発に発展するケースもでてきた。提案の相手は取引業者にとどまらず、官公庁も対象。新しいものの普及にも努めている。

全員参加で新製品・新技術開発

中小企業は資金や人材面などから「一点集中の開発」で失敗は許されない。それだけに開発に取り組む前に十分にリサーチし、全員で話し合って開発の方向付けをする。開発や技術部門は当然だが、製品を使って作業する現場、相手のニーズを持ち込む営業、リスクマネージメントやコンプライアンス(法令順守)面で、総務関係の社員も開発会議に参加する。一つの開発方向を全員で確認して、チャレンジする仕組みを作り上げている。「求められるものを開発し、作ることのできる仕組みを大切している」(同)。
全員がそれぞれの立場で、開発に参画することは、多様な状況に、多くの引き出しを持った対応ができることでもある。製品や施工技術だけでなく、梱包一つにしても、環境や作業性まで追求した開発に結びつく。みんなの力を合わせることの強さ、重要さを全員が認識している。
こうした取り組みが多くの製品、技術を生み出した。その一つがコンクリート床版の防水工事「プロフレックス工法」だ。独自開発の自走式で電気加熱式シート張り機械で、防水シートをひと巻き15メートルから400メートル巻きにして施工。少人数で施工、防水性が向上するほか、火気の使用がなく、環境にもやさしいなどの特徴を持たせた。製品、施工などのある部分ではコスト高になる可能性もあるが、トータルコストのダウンを図っている。


開発機械が防水性や環境保全などに威力を発揮

Onepoint

現場を知ることの大切さ

アオイ化学工業の「技術開発提案型」を支えているのは、全社員が現場を経験して、現場を知っていること。現場を知り、現場を大切にすることで、製品開発や工事の施工技術などに知恵がでてくる。ユーザーの求める製品、技術を数多く生み出してきたことが「空港の防水関係はアオイには勝てない。任せて大丈夫」(同)との評価につながっている。これから違った目線の企業との共同研究も視野に入れている。次はどんな製品・技術を開発するのか楽しみな企業である。


掲載日:2007年3月 7日

広島県製造業

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